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日本コマンドサンボ連盟、リングスの全面協力で活動再開

 日本コマンドサンボ連盟がリングスの全面協力を得て組織を再編成し、活動を再開することになった。最高顧問にリングス代表の前田日明氏、技術顧問にはかつてリングスでコマンドサンボのテクニックを駆使し活躍したヴォルク・ハン氏が就任した。
 旧ソビエト連邦で生まれたサンボという格闘技には、二つの流れがある。スポーツとしてのサンボに対し、軍隊や内務省で使われる特別な戦闘術はコマンドサンボと呼ばれてきた。日本でもコマンドサンボを普及させるという目的で1992年に日本コマンドサンボ連盟が設立されたが、2002年のリングス活動休止とともにコマンドサンボ連盟も休止していた。

 8日、東京・渋谷の株式会社リングスで、9日のリングスの前日計量が行われ、その終了後に前田氏と連盟の松本天心理事長が記者会見。前田氏は「リングス再開とともにコマンドサンボ連盟を再開することになった。コマンドサンボに凄い選手がいっぱいいる。第二、第三のヒョードルをリングスに上げるために、コマンドサンボ連盟と協力したい」と話した。
 松本氏は「コマンドサンボを日本だけでなくアメリカやブラジルにも普及させたい。リングスやZSTの選手をロシアで練習させても面白い効果があると思う」と展望を語り、「日本サンボ連盟とは全く別個の活動と認識してもらいたい」と組織の立ち位置を説明した。


[Press Release]

日本コマンドサンボ連盟 組織変更および役員変更のお知らせ



 日本コマンドサンボ連盟は、下記のとおり本年2月18日付で、組織変更および役員変更を行いますので、お知らせします。

1.組織変更の主旨
本組織は1992年よりコマンドサンボの日本への普及および競技化、またプロ選手の育成を目指し活動をして来ましたが、軍隊格闘技であるコマンドサンボ、また着衣総合格闘技として競技化されたコンバットサンボの普及のため、より一層機動的かつ活動的な体制に再編成します。 

2.主な組織変更
・旧ソ連軍の軍隊格闘技であるコマンドサンボを用いた護身術、警護術などを指導、スクールおよび講習会などの開催を行いながら青少年の育成、社会普及活動を行います。
・サンボに打撃の有効性を取り入れ、スポーツとして旧ソ連を中心とした国々に広まり、世界選手権も行われているコンバットサンボ競技の日本での普及および、国内大会の開催、また国際大会への選手派遣を行います。また、並行してサンボの競技会および講習会等の普及活動も行います。
・世界各国のコマンドサンボ、コンバットサンボ、総合格闘技などの優れた選手をプロ競技のイベントに招聘し、試合を行うことで社会認知度を高める活動を行います。

3.役員変更
名誉会長:堀米奉文
会長:井柳学
副会長:田中康弘
理事長:松本天心
最高顧問:前田日明
技術顧問:ヴォルク・ハン

4.協力
ファイティングネットワーク・リングス

以上

本件に関するご連絡は下記まで
日本コマンドサンボ連盟設立準備室
東京都港区南青山2-2-15-1403 (株)アブソリュート内
電話番号:03-6868-6351 FAX番号:03-6893-3931
メールアドレス absolute@ae.auone-net.jp
ブログ  http://www.plus-blog.sportsnavi.com/combatsambo/

コマンドサンボと日本コマンドサンボ連盟について


(参考文献:和良コウイチ氏著「ロシアとサンボ」より)

■二つのサンボ
旧ソビエト連邦で生まれたサンボという格闘技には、二つの流れがある。スポーツとしてのサンボに対し、軍隊や内務省で使われる特別な戦闘術をコマンドサンボ、英語でCOMBATSAMBOと呼ぶ。

■サンビストの特殊部隊
1938年、新しい格闘技(コマンドサンボ)が誕生した。その有効性を期待された部隊は“戦争”であった。
大祖国戦争(独ソ戦)においてサンビストたちは白兵戦でその力を発揮。捕獲技、武器を奪う技、護衛技、拘束から脱する技などを戦闘の中で効果的に用いた。
政府はその偉功を高く評価し、7671人にソ連邦勲章、22人にソ連邦英雄称号を与えている。
その後冷戦時代には国防に直接関わる戦闘術としてその存在は西側諸国に対して秘密のベールに覆われていた。

■隠されたコマンドサンボ
コマンドサンボは軍と警察、そしてサンビストのごく一部だけが学ぶことができる戦闘術であり、長らくソ連時代は門外不出とされた。サンビストでさえ、スポーツマスターになってはじめてコマンドサンボを学ぶ許可が得られたという。かつて日本では武士だけが帯刀を許されたように、ロシアでは限られた者だけがコマンドサンボを使用する権限があった。
その後ペレストロイカにより旧ソ連は激変し、グラスノスチ(情報公開)により西側諸国にもコマンドサンボの存在・実態が知られはじめ、日本ではリングスでヴォルク・ハンによってその技術が披露され話題を呼んだ。その一方でサンボに打撃を有効技として取り入れた「競技としての」コンバットサンボも作られ、競技への分化も進んでいく。

■ コマンドサンビストの活躍
1991年、リングスにコマンドサンビスト、ヴォルク・ハンがロシアから参戦。その鮮やかなテクニックはセンセーションを巻き起こした。その後もリングス・ロシアのアンドレイ・コピィロフ、イリューヒン・ミーシャをはじめとする旧ソ連のサンビストたちはリングスの舞台でその強さを発揮した。
また、“世界最強”といわれたエメリヤエンコ・ヒョードルもコマンドサンビストであり、「競技」コンバットサンボの世界選手権に幾度となく参加し、世界王者となっている。
また、2008年コンバットサンボ世界選手権で当時無敗だったヒョードルを破り世界王者になったブルガリアのブラゴイ・イワノフもプロに転向し、日本で総合格闘技デビュー、戦極に参戦を果たした。(※右画像がヒョードルとイワノフの一戦)
ロシア空挺部隊のコマンドサンボ・エリートとも言えるセルゲイ・ハリトーノフもその実力を世界の舞台で発揮している。

■日本コマンドサンボ連盟の存在目的
日本でもコマンドサンボを普及させるという目的で1992年に日本コマンドサンボ連盟を設立。ヴォルク・ハンによるコマンドサンボセミナーや、コマンドサンボ選手権の開催を続け、また日本人プロ選手の育成を行ってきたが、活動を休止していた。今なぜコマンドサンボの再興なのか?

1.スポーツとしてのコンバットサンボ競技化が進み、日本でも整備していく必要があること。
2.今回のリングス活動再開をきっかけに世界中の世に出ていないコマンドサンビストたちを発掘し、その実力を公開していくこと。
3.セミナーやスクールを開講し、格闘技としてのコマンドサンボのテクニックを伝達し、日本人コマンドサンビストを育成すること。コマンドサンボを知らない国々にもその技術を伝承していくこと。
4.その本来の存在意義である戦闘術としてのコマンドサンボを危険な現代社会で生き抜くための護身術として活用するために普及すること。

以上の目的のため、今回ファイティングネットワーク・リングスの全面協力を得て、日本コマンドサンボ連盟として再興し、活動していくものである。

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