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再起戦で勝利、梅野源治「自分が先にあきらめちゃダメだって思った」

 REBELS.52 9.6 後楽園ホール大会でスアレックに圧勝した梅野源治が一夜明け会見に登場した。4月、5月と連敗し、ラジャダムナン王座を失った梅野は「弱くなっていると思うから引退する」と周囲に漏らしたが、「お前はもっと強くなれる」と激励され、再起を決意。REBELSの山口元気代表の「梅ちゃんの好きな戦いをして欲しい。それが価値につながる」という起用方針にも感謝し、「REBELSを盛り上げれば自然と僕の夢にもつながる」と話した。
◆梅野源治(PHOENIX/WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者、ラジャダムナン認定ライト級8位・元王者)
 最初のほうは復帰戦ということもあって動きが硬かったですけど、トレーナーから「梅野はファイタースタイルだから下がるな。前に行くから強いんだ」と言われ続けていて、その言われたことはできたんじゃないかと思います。これまでスアレックに対峙した日本人選手は下がってしまったんですけど、思い通りにさせなかったのが勝利につながったんじゃないかと思います。3Rには向こうはバテてしましたね。
(2Rのバッティングでの眉間の傷について)去年のヤスユキ選手との試合でもバッティングで不完全燃焼でストップしてしまって、4月のロートレック戦も5月のラジャダムナンのタイトルマッチでも負傷して、今回は怪我で途中で終わるわけにはいかない。額も熱くて血が出ていて、「またか」というイライラと、血が目に入って見えなくなった場合の不安で、一瞬ペースが崩れそうになったんですけど、コーナーに戻った時にトレーナーや(加藤督朗)会長から「怒るな」「普通に行けばいいんだから」と言われ、そこで冷静になれました。
(試合後のマイクで、まだ目が二重に見えると明かしていましたが?)4月の試合の後はミットを構えている場所にちゃんと蹴れなくて、5月の試合が終わったら頬骨を折られて、目にもさらにダメージがあったんじゃないですかね。上腕二頭筋も断裂して、骨折も3か所ありましたし、初の2連敗をして、目標だったベルトを失って「もう終わりなんじゃないか」と本気で思いましたね。

 昨日、リング上でも言ったんですけど、格闘技にすがりつきたくないんですね。強くなれないのにやっているのは僕の美学に反する。元々、世界一強い男になりたくて格闘技を始めているのに、お金のことを考えるなというのはおかしいですけど、夢とお金を同じにしたくないというか、しょうがないけど納得できなくて。お金儲けが目標じゃなくて、最初の「世界一強い男になりたい」という思いがズレていれば続ける資格が無いんじゃないか、って。応援してくれる人たちも梅野源治という本物が好きで応援してくれているので、弱くなって、それでも承認欲求のためだけに格闘技を続けるのは失礼だし、自分の積み上げてきたものを自分で崩す感じがしたんですね。単に知名度を上げたかったり、お金を稼ぎたいのなら、いくらでも別の方法があるんで。
 「もう強くなれないのなら辞めよう」と、寝ないでずっと悩んで考えて、結構本気であきらめていて、会長にも「弱くなっていると思うから引退する」「すがりつきたくない」と言ったんですよ。お世話になっている人たちにもそう言いましたけど、みんな、僕のことをあきらめていないんですね。「お前はもっと強くなれる」「こんなもんじゃない」と。なぐさめじゃなく、本気で僕を信じてくれているという、ここまで熱い思いをかけて信じてくれる仲間がいて、自分が先にあきらめちゃダメだって凄く思って。
 僕がここまで強くなれた理由も、色んなことにあきらめなかったからだと思うんですよ。タイ人に首相撲や蹴り合いで勝てないと言われていたけど、ふざけんなって。普通みんなあきらめるじゃないですか。首相撲に行かず、パンチローで倒す。それは可能性を狭めていると思ったんですね。それで振り返ってみると、今の自分は自分で可能性を狭めている気がして、それは違うなと。タイ人のトレーナーたちも僕がここであきらめたら、タイの人たちに「お前の育てた選手は本物じゃなかった」と言われるだろうし、タイにいるタイ人のコーチにも認められたい。僕だけじゃなく僕の周りの人たちも、他の人たちに認めてもらいたいと思って、一からまたやっていこうと思いました。

 その原点に戻るために、REBELSさんに上がったわけですけど、REBELSさんにはプロ10戦目で初めて出させていただいて、まだその頃の僕は有名じゃなかったんですけど、日タイ5vs5先鋒戦をやらせてもらい、どんどんとセミ、メインと大きい扱いをしていただいて、そこから僕の名前が広がっていったと思うんですよね。
 今回はREBELSの山口(元気)代表からも「梅ちゃんの好きな戦いをして欲しい。それが価値につながる」と言ってもらって。なかなかプロモーターが選手を認めてリングに送り出すのは難しいと思うんですよ。「いい試合しろ」「激しい試合しろ」と言うのが普通ですけど、僕には「好きなように戦って欲しい。それをウチは応援するだけなんだ」という言葉をかけてもらえたことがうれしくて。REBELSが始まった時から判定でもKOでも面白い試合あると山口さんは言っていて、今回もブレずに言ってもらえて、昨日の試合の後の第一声も「いい試合だった。ありがとう」と声をかけてもらえて、うれしいですよね。
 だからREBELSにちょっとでも協力したいと思うし、そういう関係性を築いていきたい。プロモーター、トレーナーに何かやってもらったら、何かを返したい。信頼関係のある人間関係を築いていきたい。山口会長にそういう言葉をかけてもらって恩を感じます。試合の後、にこやかな表情で暖かい言葉をかけてもらえたことは、ずっと忘れないですね。
 今回のスアレックとの試合も、僕だけじゃなく、会長やトレーナーにとってもプレッシャーだったと思うんですよね。僕が負けたら評価が下がっちゃうし、目もまた見えにくくなるじゃないかと不安視していたんですけど、山口会長は「日本で何戦もしているファイタータイプのスアレック相手に、ムエタイスタイルの梅野がどう対応するか、これをREBELSのリングでやることに意味がある」って。今の僕は会長に今後の目標だけを伝えて、交渉過程は聞かないようにして、会長と山口代表を信頼して、今回のマッチメイクはそのまま受け入れたんですけど、復活の相手がスアレックで結果、良かったと思いますし、REBELSのリングを盛り上げられたのも良かったと思います。

(次戦について)山口代表と会長が色々話して、僕の目標や夢に沿ったマッチメイクに動いてくれると思うので、相手がタイの現役ランカーだろうが日本人だろうが、決まった試合で全力を出して戦っていくだけです。10をしてもらったら100返せるぐらいREBELSを盛り上げて、そうすれば自然と僕の夢にもつながるだろうし、周りの人にも恩を返せると思うんですよね。昨日のみんなの応援にも一体感があって、会長もうれしそうな顔をしていましたし、トレーナーも安心した顔をしていましたし、応援している人もあの相手を組んでもらえてよかったねって、みんな思いが一つになっていて、「おかえり」じゃないですけど、やっと久しぶりにのびのび戦っているのが見れた感じで、昨日出場させてもらえて感謝ですね。


 山口代表は「昨日の梅ちゃんの試合が認められて、楽しんでもらえるのがREBELSという空間で、なおかつラジャダムナンの元王者の梅ちゃんとスアレックにこんなに差があったのかと、『梅野やっぱりすごいな』って、みんなが分かった試合でしたね。僕も本部席で試合終わったら手を上げて喜んでいました」と、一梅野ファンとしての心理ものぞかせながらコメントした。梅野の次戦については、REBELS.53 11月24日(金)後楽園ホール大会でタイの現役ランカーとの対戦を計画しており、梅野の「夢」であるラジャダムナン&ルンピニーの2大殿堂のタイトル獲得の道筋を作っていく方針だ。

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