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Krush.30で勝利の板橋寛・城戸康裕・武尊・山崎陽一が公開会見に登場

 Krush.30(8月11日(日) 後楽園ホール)から5日経った16日、新宿BLAZEでの公開記者会見に板橋寛(スクランブル渋谷/-60kg級王者)、城戸康裕(谷山ジム/-70kg級王者)、武尊(チームドラゴン/-58kg級王者)、山崎陽一(シルバーウルフ)が登場。板橋はKrush新王者としての決意、城戸と山崎は9月に控えた海外遠征、武尊は王座挑戦者決定トーナメントに対する思いを語った。
 元RISEスーパーフェザー級(60kg)王者の板橋は、Krush 3戦目で卜部弘嵩(チームドラゴン)の持つ-60kg級王座に挑戦。延長ラウンドに左フックでダウンを奪い、弘嵩の4度目の防衛を喰い止め新チャンピオンとなった。
 それから5日経ったお盆休み中の記者会見、ファンの前に姿を現した板橋は「まだそんなにチャンピオンになった実感が無いですけど、追われる立場になって、これからどんどんプレッシャーがかかってくるのかなと思ってます」「周りからは『試合が面白かった、良かった』と言われて、メインイベンターとしての役割は果たせたかなと思います」と、静かな口調で今の気持ちを語る。
 だが試合内容に関しては、10ヶ月ぶりの試合だったせいもあり反省材料は多かった様子。「入沢(勝)トレーナーからは20点と言われました。練習したことができず、最後ダウン取れたのは良かったけど、納得できていない内容でした。ブランクが明けて体がほぐれたので、次はいい試合が見せれると思います」と話し、さらなる進化を約束した。
 弘嵩戦前、「僕がベルトを取ったらKrush 60kg級に新しい風が吹く」と話していた板橋。-60kg級をどう盛り上げたいかという質問には「チャンピオンは特別なものです。Krush -60kg級を代表する選手になり、これから外国や他の団体の選手と試合していくと思うので、そこでただ勝つだけじゃなく、強さを見せつけていかないと、という気持ちがあります」と答えた。RISE王者時代も、裕樹を破って王者となり、TURBΦ、尾崎圭司を下して2度防衛し、山本真弘、カノンスック・ウィラサクレック、アヌワット・ゲオサムリットといった強力な外敵と対峙してきたため、思い描くチャンピオン像も明確で、淡々とした言葉からも重みが感じられた。
 「Krushには個性派の選手が多いですが、どんなチャンピオンなりたいですか?」という少し意地悪な質問にも「地味でいいんじゃないですか?作ってもしょうがないんで、このまま行きます。これが個性だと思うんで」と回答した板橋。だが、会見の最後には自らマイクを持ち、「なんか色々言われてますけど、Krushのチャンピオンなので、色んな所に恩がありますし感謝もしていますけど、これからはKrushを代表する選手として頑張っていきます」とアピールした。主戦場をRISE、REBELS、Krushと移したことで陰口を叩く人もいるようで、その声に対する明確な主張からは、芯の強い“個性”が感じられた。

 板橋と同じように芯の強い“個性”が感じられるのが、同じ福島県出身の山崎陽一(シルバーウルフ)だ。シュートボクシングの宍戸大樹も福島県出身で、何か共通した資質がファイターとしての強さを支えている気がする。
 山崎は5月の後楽園大会で松倉信太郎に判定2-0で惜敗。最近は勝ち負けのオセロ状態が続き、今回の中島弘貴戦に対しては「ここで負けたら2連敗というのもあったし、やろうと思ったことが出せなければ終わりだな、という思いがあった」と明かす。試合は2Rに山崎がパンチでチャンスを作ったが、3Rにローを効かされ延長へ。それでもほぼ五分の展開となったが、中盤に右アッパーの連打で見せ場を作り、判定2-1で勝利した。
 勝敗を分けたのは何だったか?という問いに「気持ちじゃないですか?出続けたのが結果につながったと思います」と答えた山崎。「うれしかったです。中島選手が実績もある格上の選手だったってのもあるし、自分の課題があって、5月に負けてからそれに取り組んで、全てじゃないけど、その成果が出せて結果につながったので良かったです」と充実した様子で語った。
 この勝利を追い風に、山崎は再び世界にチャレンジする。山崎は東欧のモルドバの首都キシナウで9月29日(現地時間)に開催される8選手参加のワンデートーナメント「KING OF KINGS (KOK) WORLD GP」に2年連続で参戦することが決まった。Krushの宮田充プロデューサによると、中島戦はKOK出場者の査定試合の意味合いもあったという。昨年のKOKで山崎は地元モルドバ出身のクリスチャン・ドレルに一回戦で敗れ、ドレルは優勝。山崎は「勝てると思ったんですけど、ファーストコンタクトでガード越しにパンチをもらってしまい、もろにもらったらまずいと思って戦っているうちに負けてしまいました。パンチの質と技術のレベルが全体的に高かったので、決勝で去年負けた相手にリベンジしてベルトを獲りたいです」と意気込みを語った。山崎のKOKでの去年の試合はYoutubeで見ることができる。

 Krush.30で山内佑太郎を破りKrush -70kg級王座2度目の防衛を果たした城戸康裕(谷山ジム)は、最近は同体格の選手の多いシルバーウルフをメインの練習場所としており、同階級で1歳下の山崎も練習パートナーの一人だ。城戸は「シルバーウルフでは平気でダウンするようなガチガチのスパーリングをやるんで、山崎君の顔に膝を何十発入れたかわかんないぐらいですね。山崎君のことは普通に強いなと思ってて、やっぱり結果が残ってるのはそうだよな、と思います」と語る。
 山崎同様、城戸も9月14日(現地時間)のスペインでのK-1 WORLD MAX FINAL 16出場を控えている。城戸は「山内さんとの試合は細かい課題が多くて、20パーぐらいしか出せてないですね、試合前に言ってた必殺技もスカしてしまいましたし。ぶっちゃけ、K-1が決まっているのを見据えた試合の決め方を考えてて、9月も全部ひっくるめた練習をしてましたね」と明かす。
 「一回戦は名前聞いて誰だ?という選手がいいですね。ブアカーオ?いやいやいや…」と初戦は楽な相手を熱望するコメントを発し、コミカルなキャラ全開で来場者を笑わせる城戸。だが、去年12月のK-1 MAX敗戦直後に30代に突入してから、事あるごとに危機感を口にしており、冗談めいた言葉からも、悲願のK-1 MAX初優勝に向けての本気がにじみ出てくる。
 「去年は(準々決勝で優勝者の)グロエンハートに当たったのが運の尽きというのもあったんですけど、今年春に自分の動きの中で一つポイントを見つけて、自分の中でだいぶ変わったので、去年の12月よりいいですし、今年は行けると思ってますね」と、確実に進化の手ごたえを感じている様子。今年に入って国内で4連勝の勢いに乗り、世界の頂点を目指す。

 城戸らkrushの先輩王者同様、世界に向けての戦いに踏み出し、好スタートを切ったのが、Krush -58kg級新王者の武尊(チームドラゴン)だ。5月に寺戸伸近との初代王者決定戦で勝利し、王者として迎えた初戦ではイ・ソルビン(韓国/大韓ムエタイ協会フェザー級1位)と対戦。2Rに左ボディフックでKOした。「外国人選手との試合はKrushでは初めてで、1Rはどんなものか様子を見て、爆発力とスピードがあったので、ボディを効かせてスピード落として行こうとと思ってたので、作戦通りでしたね」「Krushのチャンピオンはクラッシャーだと有限実行できて良かったです」と振り返る。前日会見と試合後のマイクでは自身の右のパンチを『Tボム』という愛称で呼んでほしいとアピールしたが、「今回KO勝ちした左も爆弾なんで、左でも『Tボム』ということでお願いします」と今回の公開記者会見では説明した。
 -58kg級では9月21日のKrush.33より、王者挑戦者決定トーナメントがスタート。準決勝は石川直生(青春塾)vs. 神戸翔太(POWER OF DREAM/TEAM AK)、鈴木雄三(極真会館)vs. 大滝裕太(ネクサスジム)の組み合わせで、11月10日のKrush.34で決勝が行われる。武尊は「僕は負ける気がしないんで、誰が挑戦者に来てもいいし、一人ずつ順番にやってもいい。それぐらいの気持ちです」と話したが、気になる選手は?という問いには「石川選手は時代を作ってきた選手だし、知名度も高いし、先輩の卜部弘嵩選手とも2度ドローでいい試合をしていたので、意識はしています」と答えた。武尊の次の試合は決勝の行われるKrush.34が濃厚で、そこで機運が高まった状態で来年の王座戦につながることになりそうだ。


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