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目指すは世界規模のスポーツコンテンツ。12.5 TDCホール大会から幕開け

 「NO KICK,NO LIFE」から衣替えする新しいキック大会「KNOCK OUT(ノックアウト)」の設立発表記者会見が14日、渋谷 TSUTAYA O-EASTで行われた。初の大会「KNOCK OUT Vol.0」(12月5日(月) TDCホール)には梅野源治、那須川天心らの参戦が決定。イベントに出資するブシロードの木谷高明代表は「選手のチケットの手売りをやめさせたい」等と話し、UFCやWWEに匹敵する世界規模のコンテンツに育てる夢を語った。
 KNOCK OUTは「NO KICK,NO LIFE」を主催してきた小野寺力RIKIX代表が、ブシロードの協力を得てスタートするキック大会。ブシロードはトレーディングカードゲームの大手メーカーで、新日本プロレスの親会社としても知られる。新たにKNOCK OUTの運営会社「キックスロード」が作られ、トレカゲーム「キングオブプロレスリング」の元プロデューサーの花澤勇佑氏が代表に、小野寺氏がプロデューサーに就任した。KNOCK OUTは「撃つ!蹴る!斬る!」をコンセプトに掲げ、NO KICK~同様、肘有り・首相撲制限無し・5R制主体の純キックボクシングルールでの大会となる。

 12.5 TDC大会では第1弾カードとして大月晴明 vs. スターボーイ・クワイトーンジム、T-98 vs. 長島☆自演乙☆雄一郎が決定。来年は2か月に1回のペースでTDCや大田区総合体育館等での2~3千人規模の大会を開催。1月から東京ローカルの地上波局・TOKYO MXで週1回のレギュラー番組を放送し、試合はもちろん選手のドキュメンタリーも放送し、大会と選手の認知度を高めていく。



 公開会見で木谷氏はKNOCK OUT立ち上げの経緯について「2年ぐらい前、友人から『パッションのある熱い人がいます』と小野寺さんを紹介され、『彼のイベント(NO KICK~)をテレビで流せないか』と言われ、ウチが持っているMXさんの枠を使っていいよと言って、流させてもらったところ、反響が良かったという話を聞きました。4年半前に新日本プロレスがブシロードのグループ会社になり、売り上げが3倍以上になりました。そんな中、他に面白いスポーツエンターテイメントが無いかと思っていたところ、小野寺さんとウチの花澤が『キックボクシングで一旗揚げたい』と言って来ました。正直に言いますが、僕はキックボクシングについては素人です。でも二人には熱意がありますし、熱意やパッションが一番大事だと思っています。色々問題はありますけど、可能性は非常にあると感じているので、今日の発表に至りました」と話した。

 そのキックボクシングの「可能性」について木谷氏はこう語る。

「大きな話になりますが、今、日本は国をあげてスポーツのGDP(国内総生産)を上げようとしています。日本のスポーツのマーケットはアメリカの10分の1程度の規模しかありません。誤解を恐れず言うと、ナントカ道とか“道”が付くとダメなんですよ。ウチの会社はブシロードですけど(笑)。『好きなことやっていれば飯を食えなくていい』という求道者的なところが日本にはあって、アマチュアはそれでいいですけど、プロは『世間に知ってもらってナンボ』だと思ってるんですよね。ナントカ道よりスポーツエンターテイメントだと。ショーじゃないです。我々が目指すのは『お客さんに楽しんでもらう』という意味のエンターテイメントです。
 今、世界的にキックボクシングは上位概念がありません。プロレスならWWEがあり、我々もそこを超えようと目指しています。総合格闘技ならUFCがありますが、キックは世界で大会が乱立していて、上位概念を作ればとんでもないビッグビジネスになると思います。
 UFCが最近売却されましたが、2億円で買ったものが、その過程で何十億もオーナーがつぎ込んだとは思いますが、4千億円で売れました。こんなに差のある額で売れた例は見たことが無いです。日本でもサッカーがスカパーでの放映権料がこれまで50億円でしたが、(DAZNの参入で)210億になりました。アメリカを中心にスポーツが大きなビジネスになっています。
 KNOCK OUTも最初2年ぐらいは赤字だとは思いますが、いずれイベントのバリューが上がって、スポーツコンテンツとして世界に売れて、大きなビジネスになると信じています。そうなれば選手のギャラも上げることができます。最終的にはビッグなスポーツコンテンツを目指したいです。それぐらいの思いが無いとやる気がしないと思っていますので、みなさんの応援で大きいものにしたいです」

 キックの市場拡大のために、木谷氏は旧来のキックイベントの常識からの脱却についても言及する。
 
「試合は6、7試合にしたいと思います。人間が集中して、ビールを飲んだりしながら、試合を見ていられるのは6、7試合が限界です。そして選手のチケットの手売りを基本的にやめさせたいです。これまで盛り上がった格闘技イベントは、イベント自体が盛り上がったんですね。誰が出るか発表しなくてもチケットが売れるようにしたい。手売りをやっている限り先は無いです。手売りは供給者の事情で、お客さんの需要側に立っていないんですね」

マイクを持ち挨拶をする小野寺氏
 現状、キック界ではK-1 WORLD GPが、木谷氏の言うイベント自体の盛り上がりを見せ、早い段階からチケットが完売する状態を作り出している。今回の会見にはRISE、REBELS、WBCムエタイ日本支局の首脳陣や、NO KICK~に参戦しているジムの関係者や選手が招待されたが、K-1・Krush関係者の席は無かった。
 会見では「K-1を意識するか?」という質問が飛び、小野寺プロデューサーは「K-1さんが一番露出して盛り上がっているのはもちろん意識します。そこに到達するよう我々も頑張りますが、ライバル的な感じはありません。2・3千人規模で争うようじゃ、この市場は大きくならないので、我々ももっと盛り上がるよう頑張り、K-1さんにも頑張っていただき、キックの市場を活性させたいです」と、共存共栄を志向する。
 木谷氏は「我々が参入し市場が10倍になればいい。プロレスの時もそうですが、僕の立場ではあえて意識しないようにしています。現場は意識すると思いますが」、花澤氏は「意識はしています。K-1だけでなくRISEさんやREBELSさんも意識し、もっと全体を盛り上げ、キックをメジャーにしたいです」と答えた。




 会見には12.5 TDC大会参戦の決まった梅野源治、那須川天心、オフィシャルサポーターに就任したタレントの紗綾さんも同席。梅野はミット打ちも披露し「ムエタイの面白さ、肘の醍醐味をみなさんに伝えていけるような激しい試合をしていきますので、これからのKNOCK OUTにご期待ください」とコメントした。
 那須川は「KNOCK OUTと共に最強の選手を目指し、本物を目指します」「とにかく強い選手とやりたいです。ムエタイ王者が相手でも自分のスタイルで倒しに行きます。KNOCK OUTなのでKOで倒さなきゃ意味が無いと思っています」と語り、プロでは未経験の肘有りについては「昔から変わらず練習はしているので、準備は万端です。パンチよりもしっくりくる部分もありますし、肘にもいろんな肘があり、攻撃の幅が増えると思います」と自信を示した。



 なお、会見の最後には公式戦1試合が行われ、森井洋介(ゴールデングローブ/全日本スーパーフェザー級王者)が高橋一眞(大阪真門ジム/NKBフェザー級1位)を1R KOしている。

12.5 TDC大会 対戦カード


契約体重未定 3分5R
大月晴明(キック スターズ マスクマン/元Krush -60kg王者、元WPKC世界ムエタイ&全日本ライト級王者
スターボーイ・クワイトーンジム(タイ/元WPMF世界フェザー&スーパーフェザー級王者)

契約体重未定 3分5R
T-98(クロスポイント吉祥寺/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者)
長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾)

出場予定選手


梅野源治(PHOENIX/WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
那須川天心(TARGET/RISE&ISKAオリエンタル世界バンタム級(-55kg)王者)

スケジュール


開場・18:00  開始・19:00

チケット料金


VIP 30,500円(当日 31,000円)
特別リングサイド 15,500円(当日16,000円)
アリーナ 10,500円(当日 11,000円)
第1バルコニー 8,500円(当日 9,000円)
第2バルコニー 6,500円(当日 7,000円)
第3バルコニー 4,500円(当日 5,000円)
※10月1日発売

お問い合わせ


キックスロード  info@knockout.co.jp   http://www.knockout.co.jp/

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