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武尊、卜部功也、平本蓮らK-1甲子園の思い出語るインタビュー公開

  • K-1
  • 更新・2016-07-11 (Mon)12:10
 K-1甲子園 2016 ~高校生日本一決定トーナメント~(7月30日(土) 東京・GENスポーツパレス)を前に、K-1甲子園出場経験者の武尊、卜部功也、平本蓮、篠原悠人、西京春馬が出場当時の思い出を語るインタビューをK-1実行委員会が公開した。武尊は2009年、K-1甲子園に出るために高校に入りなおした過去を語り、昨年優勝者の篠原悠人、西京春馬は実戦的なアドバイスも口にしている。
 なお、7月30日の大会は翌日のカレッジ大会、両日のアマ大会含め、申込締切が7月12日(火)到着分までに延長となっている。詳細は公式サイト参照。



武尊(K-1 WORLD GP -55kg王者、K-1甲子園2009関西予選)
「結果だけにこだわらず自分の持っている力を出し切って欲しい」



「僕はもともとK-1ファイターになりたいと思って格闘技を始めました。当時は軽量級がない時代だったのですが、ちょうど僕が高校生の時に階級別のK-1甲子園が行われていて、夢の舞台が近づいたという気持ちになりましたね。K-1甲子園という目標に向かって頑張ることが出来たので、僕にとって大事な大会でした。
 一度、僕は高校を退学になってしまって、そのまま働こうと思っていたんですね。でもK-1甲子園の出場資格が“高校在学者”だったので、改めて高校に入り直しました。だから本当にK-1甲子園で僕の人生は変わったと思います。
 僕は2009年のK-1甲子園・関西予選に出場したのですが、当時のK-1甲子園は腰から上への蹴りを何本以上蹴らなければいけないというルールがあって、僕は蹴りの数が規定の本数より足りなくて減点で負けちゃったんです。相手に倒されたり、ボコボコにされて負けたわけじゃないんで、悔しいと同時に『俺はもっと出来るのに!』と気持ちが燃えてきました。
 それで大会が終わった直後に本部席にいた前田(憲作)会長(現K-1プロデューサー)に『僕の実力はこんなもんじゃないです。本当はもっと強いです』と直接伝えて、それがきっかけで上京してチームドラゴンに入ることになったんですよね。
 もしあの時にK-1甲子園で優勝していても、そのままプロを目指していたと思いますが、逆にあそこで勝てなかったからこそ『絶対にK-1という舞台にリベンジしてやろう』という気持ちが強くなって、それが練習に打ち込む原動力になったと思います。
 僕はK-1甲子園で予選敗退でしたが、その悔しさが自分を強くするきっかけになり、今ではK-1チャンピオンになることが出来ました。出場選手のみなさんには今年のK-1甲子園で優勝するために戦うことはもちろん、K-1甲子園がすべてではないので、結果だけにこだわらず自分の持っている力を出し切って欲しいと思います!」


卜部功也(元K-1 WORLD GP -60kg王者、K-1甲子園2008準優勝)
「僕はK-1甲子園がきっかけで格闘技でやっていこうと覚悟を決めました」



「僕は高校3年生の時にK-1甲子園2008に出場しました。前年の大晦日に初めてK-1甲子園が開催されて、この時は4人参加のワンデートーナメント方式だったんですね。だから自分に出るチャンスはないのかなと思っていたのですが、翌年(2008年)から予選を勝ち抜いた選手が決勝トーナメントを争う形に変わって、誰にでもチャンスが巡ってきたので出場を決めました。
 意外に思われるかもしれませんが、アマチュア時代の僕は優勝経験もなくて、いつもいいところで負けてしまうような選手だったんです。だからK-1甲子園はラストチャンスだと思って、初めて必死になって練習しましたね。
 当時のK-1甲子園は地区予選を勝ち抜いた選手が1回戦、2回戦、準決勝、決勝と勝ち上がっていくトーナメントだったんで、今よりも試合数が多かったんです。あの年はHIROYA君を筆頭に日下部竜也君、嶋田翔太君、藤鬥嘩裟君がいて、ぶっちゃけ僕はノーマークでした。だから『どうやったら優勝候補の選手たちに勝てるんだろう?』と思って相手を研究して練習して結果を出して、試合をやっていく中でどんどん強くなっていた実感がありました。選手によってグッと伸びる時期があると思うのですが、僕の場合はその一つのがK-1甲子園でしたね。(※写真は08年8月の同トーナメント一回戦
(K-1甲子園が格闘技に本気になるきっかけだった?)はい。高校3年生になると、みんな進学したり、就職したり、どんどん進路が決まっていくじゃないですか。でも僕だけ進路が明確に決まっていなくて、何となく格闘技をやりながら、働くんだろうなくらいにしか考えてなかったんです。そんな時にK-1甲子園に出て準優勝という結果を残すことが出来て、自分はこの道(格闘技)でやっていこうと覚悟を決めました。
(出場選手たちへのメッセージは?)『結果が全てじゃない』という考えもあるかもしれませんが、僕は高校生でもプロと同じように『誰よりも強くなってやる』や『何が何でも勝つ』という高い意識を持って取り組むことが大事だと思っています。そうやって頑張った人間が結果を出せると思うし、次につながる何かを得られると思います。K-1甲子園は高校生しか出られない大会ですし、今の生活のすべてをぶつけて頑張ってください!」


平本蓮(K-1甲子園2014優勝)
「代々木第二の決勝は高校生にとって最高の舞台。戦っていてすごく楽しかったです」



「僕が出た年(2014年)のK-1甲子園は1回戦から準決勝までを1日でやって、決勝戦を11月のK-1代々木大会で行うというスケジュールでした。実は1回戦の前に怪我をしていて、万全ではない状態で大会当日を迎えたんですね。だから正直、怖い気持ちもあったのですが、自分の力を信じて戦いました。
 そういった不安もある中での試合だったんですけど、やる前は代々木第二の決勝戦のことを考えて『プロのK-1のリングで試合ができる!』というモチベーションで練習していました。トーナメントの準決勝(VS篠原悠人)は延長戦が続く苦しい試合だったんですけど、絶対に代々木のリングに立つんだという気持ちで戦いましたね。
(K-1甲子園はずっと見ていた?)はい。でも僕はどちらかというとK-1のトップ選手になることを目標にしていたので、K-1甲子園に出て優勝したいという気持ちはあまりなかったかもしれません。それよりも自分が出れば絶対に(K-1甲子園で)優勝できる!と思っていました。
(決勝の感想は?)すごく楽しかったし、最高でしたね。僕の年は休憩前の第7試合がK-1甲子園の決勝で、それもすごくモチベーションになりました。入場した瞬間、超満員の代々木の会場に目に飛び込んできて、その中をリングに向かうのは本当に気持ちが良かったです。どれだけアマチュアで活躍しても、代々木第二で試合することはないと思うので、出場する選手にとっては最高の舞台だと思います。
 試合に関して言えば、プロとアマチュアは全く違うと思います。プロでいくらキャリアがあっても、K-1甲子園の2分1Rという短期決戦用の戦い方に変えなければ実力を出せないと思います。逆にアマチュアの選手はいつも通り、自分から攻める&相手の攻撃をもらわずに自分の攻撃を当てるスタイルで戦えば、それが結果につながると思います。
 僕は新生K-1としてスタートしたK-1甲子園の最初のチャンピオンなので、世代関係なくずば抜けて強い選手になりたいし、プロとしての魅力や存在感を見せられる選手になることが目標です。色々な部分でたくさんの人たちに応援される選手を目指しています。
(出場選手たちへのメッセージは?)優勝したから言えることだと思うのですが、優勝と準優勝では全く違います。僕は準優勝と1回戦負けは同じで“K-1甲子園優勝”という称号はあっても“K-1甲子園準優勝”という称号はないと思うんです。だから出場選手のみなさんには気を抜かず、妥協をしないで優勝を目指して戦ってほしいです!」


篠原悠人(K-1甲子園2015 -65kg優勝)
「2014年に負けた悔しさと絶対に優勝したいという想いがあったから、自分はここまで強くなれた」



――篠原選手は2014年と2015年のK-1甲子園に出場していますが、初めて出場した2014年はどんな心境でK-1甲子園に出場したのですか?
「小学校の頃にK-1甲子園をテレビで見ていて、ずっと高校生になったらK-1甲子園に出ようと思っていたんです。でも僕が中学生になったら大会そのものがやらなくなってしまって…そうしたら高校に入るタイミングで復活して、これは絶対に出るしかない!と思って出場を決めました」

――K-1甲子園出場はずっと待ち望んでいたものだったんですね。大会自体は篠原選手にとってどんな大会でしたか?
「準決勝敗退(平本蓮に延長で判定負け)だったんですけど、むちゃくちゃ悔しかったですね。試合をやっている最中も終わったあとも自分が勝ったと思っていたんで」

――そのままプロデビューして、プロの道を進むという選択肢もあったと思うのですが、もう一度、K-1甲子園に出ようと思った理由はなんですか?
「やっぱり自分はK-1に出たかったし、K-1甲子園で優勝する・しないでは全然変わると思うんですよ。だから何が何でもK-1甲子園は優勝したいと思って、2年連続で出ることを決めました」

――2015年のK-1甲子園に向けてどんなことを意識して練習されたのですか?
「自分は関西から出場したんで、やっぱりアウェーな感じがしたんですね。ギリギリの僅差だったら相手につけられることもあると思ったんで、相手を倒すための練習に重点を置いてやってきました。勝つならKO。もしKO出来なくても一方的な試合が出来るように意識していました」

――では2015年の時はより自信を持って戦うことが出来ましたか?
「そうですね。普通にやれば絶対優勝できると思ったし、実際にトーナメントでも相手を圧倒して勝つことが出来たと思います」

――K-1甲子園で優勝した後、プレリミナリーファイトへの出場があり、本格的にK-1でプロとしての戦いがスタートしました。篠原選手はK-1甲子園で優勝して、どんな変化がありましたか?
「試合を見に行った時に写真を一緒に撮ってくださいと言われることが増えて、K-1甲子園すごいなと思いました(笑)。でも“K-1甲子園王者”という肩書がある以上、プロのリングでも負けられないと思うし、K-1甲子園で優勝してもっと強くなりたい、もっとプロで活躍したいという気持ちが強くなりましたね」

――K-1甲子園王者としてどんな選手になっていきたいと思いますか?
「やっぱり僕はK-1甲子園を獲ってからがスタートだと思っていたし、K-1甲子園王者はみんなプロでもトップになるじゃないですか。僕もプロの選手とやっても全員倒せると思っているんで、それを目標に頑張っていきたいと思います」

――篠原選手もまだ高校3年生ですが、今年のK-1甲子園出場選手たちにメッセージはありますか?
「試合に関してのアドバイスですが、決勝までは防具をつけて戦うので、テクニックで相手を翻弄するというよりも、どんどん自分から前に出て攻めることを重視して戦った方がいいと思います。あとK-1甲子園という大会については、K-1甲子園で優勝する・しないで本当に格闘技人生が変わると思います」

――篠原選手は2014年に準決勝敗退に終わって、2015年にものすごく成長して優勝という結果を残しました。悔しい想いとK-1甲子園という場所が自分を強くしてくれたと思いますか?
「はい。もちろん2014年に優勝できなかったことは本当に悔しかったですけど、あれがあったからこそ1年間むちゃくちゃ練習して強くなったと思うし、今振り返るとあの悔しさと絶対に優勝したいという想いがあったから、自分はここまで強くなれたと思います」


西京春馬(K-1甲子園2015 -55kg優勝)
「K-1甲子園は高校3年間しかチャンスがない大会。絶対に優勝したいと思って戦いました」



――西京選手は2014年と2015年のK-1甲子園に出場していますが、初めて出場した2014年はどんな心境でK-1甲子園に出場したのですか?
「HIROYA選手がK-1甲子園で活躍しているところをテレビで見ていて、いつか自分もK-1甲子園に出たいと思っていました。僕が中学生の時に大会そのものがやらなくなったんですけど、ちょうど高校生の時に復活することが決まったんで、これは出るしかないと思っていました。僕は普段-55kgで試合をしていて、2014年のK-1甲子園は-65kgの一階級だけの開催だったんですが、階級のことは気にせず出場を決めましたね」

――2014年の大会では準々決勝で篠原悠人選手に敗れてしまいましたが、あの大会ではどんなことを感じましたか?
「大会前は関東の選手のことしか知らなかったんですけど、K-1甲子園は全国から選手が集まってきて、自分が知らない地域にも強い選手がたくさんいるんだなと思いました」

――西京選手は当時プロデビューしていたので、そのままプロで試合を続けるという選択肢もあったと思うのですが、もう一度、K-1甲子園に出ようと思った理由はなんですか?
「2015年から階級が-65kgと-55kgの2つになったことと、高校3年生でラストチャンスだったことが大きいですね」

――2015年のK-1甲子園では優勝候補としてマークされる立場でしたが、プレッシャーはなかったですか?
「周りからは優勝候補と言われる中でのトーナメントでしたが、僕としてはプレッシャーを感じることなく戦うことが出来ました。やはり自分の適正階級で戦えるということで伸び伸び戦えたと思います」

――2014年の経験を踏まえて、どんなことを意識して戦ったのですか?
「2014年の時はほとんどK-1甲子園用の練習をしないで、いつも通りに戦ったんですね。僕はスロースターターのところがあるんですけど、2分1Rという短期決戦では戦い方を変えなければいけないと思いました。だから2015年はしっかりK-1甲子園用=2分1R用の練習をやりました」

――プロの試合とK-1甲子園の試合は完全に別物なんですね。
「はい。3分3Rに慣れているプロ選手はやりにくいと思うし、逆にアマチュアの試合にたくさん出ている選手の方が慣れている分、やりやすいと思いますね。プロで実績がある選手がアマチュアの選手に負けてしまうのは、そういう部分も影響していると思います」

――改めて昨年の大会で優勝できたことをどう捉えていますか?
「プロの試合をすべて断って、K-1甲子園にかけていたんで、絶対に負けられないぞと思って戦いました。やっぱりK-1甲子園で優勝する・しないでは周りの評価も全然違うし、“K-1甲子園王者”という肩書きは絶対に欲しかったです。あとK-1甲子園は高校3年間しかチャンスがない大会なんで、そういう意味でもモチベーションは高かったです」

――K-1甲子園王者としてどんな選手になっていきたいと思いますか?
「K-1甲子園王者という肩書に恥じない活躍をしなきゃいけないですし、一番は誰にも負けない・勝ち続けることが目標です」

――今年のK-1甲子園出場選手たちにメッセージはありますか?
「K-1甲子園は高校生の時にしか出られない大会なので、優勝を目指して全力で頑張ってほしいです。また今年から-60kgが新設されて、僕もそうだったんですけど『自分の階級が出来た!』と思っている選手は多いと思うんですね。
 今まで結果を残せなかった選手でも-60kgで力を発揮できる選手はたくさんいると思いますし、今まで以上に強い選手がどんどん出てくると思います。僕が-55kgで優勝した時のように、-60kgで活躍する選手に注目したいと思います!」

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