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“奇跡の遭遇”左右田泰臣×野杁正明 インタビュー:11.21 代々木

  • K-1
  • 更新・2015-10-22 (Thu)13:06
 K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~THE CHAMPIONSHIP~(11月21日(土) 代々木競技場第二体育館)で対戦する-65kgの左右田泰臣と野杁正明のインタビューがK-1実行委員会から届いた。10月2日のカード発表会見で左右田は“奇跡の遭遇”とこの一戦を表現したが、さらに今回のインタビューではその思いを詳しく語り、野杁も日本人トップ勢でまだ戦っていない左右田との対戦に燃えている。

左右田泰臣(シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級(65kg)王者)
「この試合はK-1が生んだ”奇跡の遭遇”。今の僕と今の野杁選手にしか出来ないK-1を見せたい」



――7・4代々木大会ではスーパーファイトでK-1 WORLD GP-65kg初代王者ゲーオ・フェアテックスと対戦し、ダウンを奪われて判定負けを喫しました。あの試合を振り返っていただけますか?

「もう言い訳が出来ないくらい完全な敗北でした。周りの応援してくれる人たちも、7月のゲーオ戦までの2つの敗北は『左右田が勝ってた』と言ってくれることもあったのですが、前回のゲーオ戦は『完全にやられたね』という反応でした。僕自身も完全に叩き潰されたと思うし、本当に試合が終わった直後は『もう格闘技を辞めよう』と思うくらいでした」

――バックステージでのインタビューでもかなりショックを受けていたのが伝わってきました。そこからどう気持ちを立て直したのですか?

「試合が終わって家に帰ってから、いつも通り試合映像を見直していたんです。その時に試合を振り返っている自分を客観的に見て、まだ辞める時期じゃないんだなとか、まだ格闘技をやりたいんだろうなと思いました。それに一番はあの試合を本気のゲーオが帰ってきたというだけで終わらせてしまった悔しさですね。僕がゲーオと戦ったことがなかったことにされて、ただ本気のゲーオだったという感想しか持たれていないことに悔しさを覚えました」

――試合が終わってからの行動が本当に辞めようと思う人間の行動ではなかったわけですね。

「はい。辞めようという言葉も、その場の勢いで言ってたんだろうなと思います。もし本当にそう思っていたら悔しがりもしないし、控え室で悔し泣きもしなかったと思います」

――王者ゲーオと差を見せつけられた結果だったと思うのですが、そこからどんなことを考えて練習していたのですか?

「一度、プロ練習から離れて、一カ月半ほど一般会員さんたちと楽しく練習していました。というのも自分が去年の11月に戦った時のゲーオとは全く違うイメージで、テクニック一つとっても僕の予想を超えていました。だから楽しくやる練習の中でテクニック面を磨いたり、今までのプロ練習とは違う練習をやることで見えてくるものもありました」

――復帰の時期としては年内を考えていたのですか?

「そうですね。練習をやっているからには(試合を)やるしかないし、生活スタイルからすべて若手の頃と同じものに戻して生活しています。今、魔裟斗さんが軽くジムに汗を流しに来ているんですけど、それで昔を思い出すこともあります。正直もう僕はジムで上から何かを言われることがない立場で、大宮司(進)さんはトレーナーであり師匠なので、キツく言ってくれる先輩がいなかったんですね。だから生活スタイルも変えて、魔裟斗さんがいるジムで練習して、すごく充実した日々を過ごしています」

――魔裟斗さんからアドバイスを受けることもあるのですか?

「そこまで深く話すことはないですが『もっと練習でこうした方がいい』だったり、声をかけてもらっています。魔裟斗さんが同じ空間にいるだけで刺激になりますし、人と比べることがいいとは思いませんが、魔裟斗さんを見ていると自分はまだまだで、魔裟斗さんと比べて自分はもっとやれるなと思います」

――そこで今大会の対戦相手が野杁選手に決まりました。試合が決まった時の心境はいかがでしたか?

「1年前の自分の立場を考えると絶対にやる相手じゃなかったんですよね。立場的にも状況的にも。だからこれはK-1という場が生んでくれた”奇跡の遭遇”ですね」

――野杁選手はこれまで絡む機会がなかった選手だと思いますが、どういう目で見ていましたか?

「ずっと試合やトーナメントを見てきたんですけど、僕の印象は野杁選手=トーナメントで優勝しなくても出ている選手の中で一番強い、です」

――完全無欠のファイターという印象ですか?

「そうですね。見ていて驚異的でした」

――さきほど野杁選手との試合を”奇跡の遭遇”と表現していましたが、左右田選手にとっても特別な試合なのですか?

「ちょうど1年前、僕は別の団体で戦っていて、野杁選手は試合を休んでいる時期で、僕も周りの方々も僕と野杁選手が交わることは考えられなかったと思います。でも僕と野杁選手が覚悟を持ってK-1で戦っていくと決めて、K-1のリングに上がるようになったことで、この試合が実現しました。だからこの試合はK-1という場所が生んだ”奇跡の遭遇”だと思います。去年の-65kg初代王座決定トーナメントから結構色んな選手と試合をして勝ったりしているんですけど、最後に残っている誰もが認める強豪は野杁選手だけだと思います」

――復帰戦としてはかなり厳しい相手だと思います。

「今回の試合を合わせて過去3戦を振り返ると、ゲーオ選手、久保(優太)選手、ゲーオ選手、野杁選手とトップ選手ばかりです。K-1でやっていく覚悟を決めた以上は誰とでもやるし、厳しい選手と戦って結果を出すことが一番です」

――今大会ではゲーオVS木村”フィリップ”ミノルの-65kgタイトルマッチも組まれていますが、タイトルマッチのことは意識していますか?

「ゲーオ選手と木村選手のタイトルマッチ以外にも全階級でタイトルマッチがありますが、今の僕と今の野杁選手にしか見せられないK-1の形があると思うので、それを見せたいです。そして僕と野杁選手、純粋にどちらが強いかを注目してみてもらいたいと思います」

――ずばりどんな試合を見せたいと思いますか?

「僕の野杁選手どちらが本物か。-65kgには素晴らしい選手が多いですけど、野杁選手はその中でも素晴らしい選手だと思います。でも僕がその野杁選手に勝って、超素晴らしい選手になって-65kgで頭一つ抜けたいと思います」

<選手プロフィール>
左右田泰臣
Soda Yasuomi
所属ジム:シルバーウルフ
出身地:東京都
誕生日:1988/6/8
身長:177cm
クラス:-65kg
戦績:23戦20勝(5KO)3敗
タイトル歴
・K-1 WORLD GP-65kg初代王座決定トーナメント準優勝


野杁正明(K-1ジムEBISU 小比類巻道場/元Krush -67kg王者)
「K-1に出ている日本人にはほとんど勝ってきた。最後に残っているのは左右田選手しかいない」



――8月のKrush名古屋大会で山崎秀晃選手に勝利し、9・22後楽園大会で木村”フィリップ”ミノル戦のオファーがあったものの、怪我で試合することが出来ませんでした。改めてどういった状況だったのか教えてもらえますか?

「もともと山崎戦の前に足を怪我していて、試合でそれが悪化してしまいました。その中で9月の後楽園大会まで期間が一カ月で、完璧な状態ではリングに立てないと思い、オファーをいただいたんですけど、お断りさせていただきました」

――山崎戦は延長まで合計4R戦った試合だったので、さすがにダメージがあって連戦は難しい状況だったのですね。

「山崎選手も強い選手でしたし、体力的には問題なかったんですけど、100%の状態で9月22日に試合が出来たかと言われればそうじゃなかったんで、それだったら無理することはないだろうと思いました」

――やはりK-1の舞台に立つなら、ちゃんと仕上げて出たいという気持ちでしたか?

「はい。4月にマサロ(・グランダー)選手にああいう負け方をしてしまって、次にK-1にリングに立つ時は負けが許されないので、ちゃんと自分の力を証明したいと思っていました」

――結果的に11月の代々木大会に参戦する形となりましたが、もう練習は再開されているのですか?

「試合が終わった直後は歩くことも出来なかったんですけど、少し休んでからはパンチだけの練習を再開して、それから怪我の治り具合を見ながら練習を続けていました」

――年内には試合をしたいと思っていましたか?

「そうですね。9月は断らせていただいたんですけど、11月大会のオファーが来たらいいなと思っていたんで、僕としてはちょうどよかったかなと思います」

――そして今大会で左右田選手と対戦が決まりました。左右田選手はこれまで絡む機会がなかった選手だと思いますが、どういう目で見ていましたか?

「直接、試合を見たことはなかったのですが、別の団体でベルトを獲っていて、強い選手ということは知っていました。去年の11月にK-1に参戦して、そこで初めて生で試合を見たのですが、戦績を見ても分かる通り、負けない試合をする選手だなと思いました」

――負けない試合をする以外にはどんな印象を持っていますか?

「負けない試合をするけど、倒すところは倒すじゃないですか。K-1 WORLD GP-65kg初代王座決定トーナメントの1回戦で木村選手とやった時も、一発効いたと思ったらしっかり仕留めにかかるんで。そういう怖さを持っている選手だと思います」

――左右田選手は攻略が難しいタイプだと思いますが、どう攻略すればいいかはイメージできていますか?

「僕的にはやりやすいタイプかなと思います。僕は距離を取って戦うタイプだし、左右田選手も前に出るけど手数が多いタイプではないじゃないですか。だからやってみないと分からないですけど、印象的にはやりやすいかなと思います」

――ハイレベルな技術戦になりそうですか?

「そうですね。どちらが相手の作戦を読んで、先に自分の攻撃を当てられるか。倒し倒されの試合にはならないと思いますが、レベルの高い技術戦になると思います」

――左右田選手が相手であれば日本トップ選手同士、世界レベルの試合が出来ると思いますか?

「最近、僕はそういう試合が多いなと思っていて。前回対戦した山崎選手も全然負けがない選手で、僕は今まで負けが少ない選手と戦うことが多かったんですけど、そういう相手にはほとんど負けていません。だから今回もギリギリの接戦ではなく、きっちり差を見せて勝ちたいです」

――Krushで山崎選手、そして今回の左右田選手と-65kg初代王座決定トーナメントに出場した選手たちとの試合が続きます。野杁選手としてはこういった強い選手たちと戦っていきたいですか?

「はい。僕は弱い選手と試合が決まっても全然モチベーションが上がらないんで(苦笑)。それだったらみんなが認めている強豪と戦う方がモチベーションが上がるし、そういう相手と試合を組んでもらいたいです」

――周りから「どっちが勝つんだろう?」と思われる試合に勝つのは気持ちいいですか?

「はい。周りが『今回は野杁やばいんじゃないの?』と思うような相手に勝って、ドヤ顔するのが好きです(笑)」

――ずばりこの試合は最後の日本人大物対決と言ってもいいカードです。

「K-1に出ている日本人選手とはほとんどやって勝っているので、最後に残っているのは左右田選手しかいないと思います。この試合に勝ったら日本人はもういいかなという気持ちです」

――みんなが見たいカードを出来るという部分で気持ちは高ぶりますか?

「新生K-1も次が6大会目で、段々と盛り上がりが大きくなっていると思うんですね。そこでこういう注目カードを組んでもらった以上、期待に応える試合をしたいし、みなさんには楽しんで欲しいです」

――野杁選手自身、新生K-1ではマサロ・グランダーに負けて、まだ結果を残していません。くすぶった気持ちをぶつけたいですか?

「4月の試合は本当に不甲斐ない試合に終わってしまって、本当はマサロ選手にリベンジしたかったんですけど、左右田選手という強豪に勝った上で、もう日本人には相手がいないというインパクトを残したいです。そしていずれはマサロ選手にリベンジして、ゲーオ(・フェアテックス)選手に挑戦したいです」

――今大会では王者ゲーオVS挑戦者・木村の-65kgタイトルマッチも組まれていますが、タイトルマッチのことは意識していますか?

「そこを意識しぎると固くなったり、自分の動きを出せないことが多かったので、そこはあまり考えないようにしています。僕は僕、あっちはあっちという風に考えています」

――試合そのものはどう予想していますか?

「正直な気持ち…どっちが勝ってもいいんですよね。タイトルはかかっていませんでしたが、木村選手がゲーオ選手に勝って、木村選手は一選手としてすごく強い選手だと思いますし、ゲーオ選手も7月に左右田選手からダウンを取って勝って、改めて強いなと思いました。僕は新生K-1がスタートする前からゲーオ選手とやりたかったので、もしゲーオ選手がタイトルマッチで負けてもゲーオ選手と戦いたいですし、じゃあそれで満足かと言われたら僕はK-1のベルトも欲しいです。だからどっちが勝っても構いません」

――今回こそ“遅れてきた主役登場”という試合をしたいですか?

「前回デカい口を叩いた割には結果的にはあれだけ無様な負け方をしてしまいました(苦笑)。リングで失ったものはリングで取り戻すしかないので、今回の試合でしっかり取り戻したいと思います」

<選手プロフィール>
野杁正明
Noiri Masaaki
所属ジム:K-1ジムEBISU小比類巻道場
出身地:愛知県名古屋市
誕生日:1993/5/11
身長:175cm
クラス:-65kg
戦績:31戦25勝(10KO)6敗
タイトル歴
・K-1甲子園2009王者
・第2代Krush -67kg王者
・Krush YOUTH GP 2011王者

対戦カード




K-1 WORLD GP -70kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
マラット・グレゴリアン(アルメニア/チーム・ニック・ヘマーズ/王者)※初の防衛戦
サニー・ダルベック(スウェーデン/ウーデンプラン・ファイトジム/挑戦者、WMC&IFMA北欧ウェルター級王者)

K-1 WORLD GP -65kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゲーオ・フェアテックス(タイ/フェアテックス/王者)※初の防衛戦
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム/挑戦者)

K-1 WORLD GP -60kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
卜部功也(チームドラゴン/王者、ISKA世界ライト級王者)※初の防衛戦
卜部弘嵩(チームドラゴン/挑戦者、Krush -60kg王者)

K-1 WORLD GP -55kgタイトルマッチ 3分3R(延長1R)
武尊(チームドラゴン/王者)※初の防衛戦
チャールズ・ボンジョバーニ(フランス/タイガーズ・デン/挑戦者)

-65kg Fight 3分3R(延長1R)
左右田泰臣(シルバーウルフ/元RISEスーパーライト級(65kg)王者)
野杁正明(K-1ジムEBISU 小比類巻道場/元Krush -67kg王者)

-70kg Fight 3分3R(延長1R)
中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/Krush -70kg王者)
ドミトリー・グラフォフ [Dmitrii Grafov](ロシア/Profi-sport)

-65kg Fight 3分3R(延長1R)
平本 蓮(チームペガサス/K-1甲子園2014優勝)
マサロ・グランダー(オランダ/マイクスジム)

-55kg Fight 3分3R(延長1R)
大雅(TRY HARD GYM/元Krush -55kg王者)
レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット)

-60kg Fight 3分3R(延長1R)
島野浩太朗(菅原道場/Krush -60kg WILDRUSH League 2014優勝)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)

K-1甲子園2015 -65kg決勝戦 2分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/大阪・関西第一高等学校2年/2014年ベスト4)
近藤拳成(大成会館/大阪府立西成高等学校1年)

K-1甲子園2015 -55kg決勝戦 2分3R(延長1R)
西京春馬(チームドラゴン/東京・あずさ第一高等学校3年)
椿原龍矢(月心会/大阪府立枚方なぎさ高等学校1年)

プレリミナリーファイト -60kg Fight 3分3R(延長1R)
平塚大士(チームドラゴン)
三輪裕樹(DUROジム)

プレリミナリーファイト -70kg Fight 3分3R(延長1R)
藤村大輔(A-BLAZE×KICKGYM)※DAISUKE A.K.G 改め
平山 迅(センチャイムエタイジム)※TEAM JINから所属変更

プレリミナリーファイト -65kg Fight 3分3R(延長1R)
KAZUHIRO(BTC GYM)
松下大紀(NPO JEFA)

スケジュール


開場・14:30(予定)  本戦開始・16:00(予定)

中継


GAORA SPORTS 生放送 15~21時(リピート放送あり)

チケット料金


アリーナSRS席 50,000円 (最前列)
アリーナRS席 30,000円
アリーナS席 12,000円
スタンドA席 8,000円 
スタンドB席 6,000円 
※当日は各500円アップ
※小学生からチケットが必要です

チケット発売所


チケットぴあ 0570-02-9999  http://t.pia.jp/ (Pコード 594-720)
イープラス  http://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-084-003  http://i-tike.com/  (Lコード 33181)
後楽園ホール5F事務所(店頭販売) 03-5800-9999
フィットネスショップ水道橋店(店頭販売) 03-3511-2711
グッドルーザー(電話予約) 03-6450-5470
K-1×Krush Web Shop http://shop.k-1wg.com/
K-1ジム 総本部 03-6908-5910 http://k-1gym-souhonbu.com
K-1ジム 目黒 03-6426-2377 http://www.k-1gym.com/
K-1ジム EBISU小比類巻道場 03-6451-2833 http://kohigym.com/
K-1ジム ドラゴン 042-726-7515 http://www.k-1gym-dragon.com/
K-1ジム シルバーウルフ 03-3419-4900 http://www.silverwolfgym.co.jp/
K-1ジム YOKOHAMA 045-442-8738 http://www.k-1gym-yokohama.com/
K-1ジム KRAZY BEE 03-5742-2906 http://krazybee.jp/

お問い合わせ


グッドルーザー 03-6450-5470  http://www.k-1wg.com/

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