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闘ふ神主 櫻木崇浩×浅川大立 直前インタビュー:8.19 新宿

 Join Forces-6(8月19日(土) 新宿フェイス)のセミファイナル、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝で対戦する闘ふ神主 櫻木崇浩(武勇会/INNOVATIONフェザー級王者、WBCムエタイ日本フェザー級5位)と浅川大立(ダイケンスリーツリー/INNOVATIONスーパーフェザー級2位、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級4位)のインタビューがINNOVATIONからと届いた。

“闘ふ神主”櫻木崇浩



――昨年10月9日の戴冠以来、今夏7月9日に初防衛(翔貴戦)成功とすっかりINNOVATION王者の代表格に収まってきた感があります。

いえいえ、ドロー防衛でしたし、まだ諸先輩方には及びませんが、コツコツと着実に強くなっている実感はあります。

――今回のWBC日本タイトルのチャンス、INNOVATIONフェザー級王者の櫻木選手がスーパーフェザー級と1階級上げてのチャレンジとなります。かなりビキビキのナイスボディだけに減量苦からのアップなのでしょうか?

減量が厳しいのは毎度ですが、藤岡会長(武勇会)からのご配慮です。フェザー級には、偉大な大先輩のアトム山田さんもおりますし、同級の後輩も育ってきたので、後進を育てる意味もあるかもしれません。

――その山田選手を戦慄のKOで破った直也選手と新進気鋭のPhoenixx祥梧選手とで争われるWBCムエタイ日本フェザー級王座挑戦者決定トーナメントが同日にあります。その祥梧選手に今年1月22日、黒星をつけたのが櫻木選手でした。

彼はやりやすかったですね。終始自分のペースで試合が組み立てられました。

――どんな内容だったのでしょうか?

ディフェンスに重きを置いたマイペースで、相手の突進をマタドール(闘牛士)的にヒラリとかわしてローキックなどで着実にダメージを積み重ねていく堅実なスタイルです。

――丁寧で何事にも動じない現役神主(※1)の櫻木選手らしい定番ですね。

ただ、このままではパッとしないので、もう一皮むいて今度の試合は臨もうと企んでいます。

――と言われますと?

今いち決め手がないので「負けないけど勝てない」スタイルになっています。そこにもう一歩踏み込んで要所パンチで勝負に行くなどプラスアルファを加えて確実に勝利したいなと。

――今までがオフェンス(攻撃)2対ディフェンス(防御)8だったとすると、それを4:6にシフトチェンジするなどですか?

いや、今までの堅い防御を下げるのではなく、その例えで言うなら、自分自身の幅を広げて10から12にして、攻撃4対防御8にしたい具合です。

――そんな新スタイルで臨む浅川大立戦、どんな試合になるでしょう?

浅川選手のことは「グイグイ前に出てくるパンチの強い好選手だな」って以前から注目していました。昨年の町田光戦(※2)も生で見ていて「スタミナあるしガンガンいくな」と感心していたのですけれど、階級が上だし、自分がやることになるとは想定していなかったので今更ながら驚いています。タイプは分かっているので、先ほどの話の通り、マタドールでかわしてグサリと決定打を刺し込めればなと。

――強打者のタフマン、浅川選手は。闘牛に例えるに適した感じではありますが、先のお言葉の別を拾わせていただくと、そんな危険な相手とでもパンチで勝負する場面が出てくるかもと?

期待していてください!

――そんな冷静かつ勇敢な櫻木選手、昨年、ご結婚されて私生活の充実がうかがえます。

ありがとうございます! 実は、今月(2017年8月)、女の子を授かることとなり、幸せが更に倍増します!

――おめでとうございます! 神主として他人のお祝い事がお仕事ではありますが、ご自身も次々とですね。そんな慶事が多い廣田八幡神社の最近は、お忙しいですか?

はい、おかげさまで。最近は宮司の高齢化と若者の神主志望減少により神社が過疎化しつつあるので煩雑度合いもなかなかです。

――神社が過疎とは意外です。

神社は世襲が基本ですけれど、もし宮司に後継ぎがいなければ、他から神主が派遣される制度があって、それでもなり手がいなければ廃れてしまうので大変です。

――ながら、高松の廣田神社は、当面、安泰ですね。

チャンピオンとしても神主としても堅実安定で向上し続けます(微笑)。

――WBC日本王座に王手をかけつつあるわけですが、その先は?

はやり、KNOCK OUTには出たいです。“闘ふ神主”でキャラクターは出来上がっているので、後は強さと面白さに磨きをかけて注目していただきたいなと。機会あらば、中国が盛り上がっている海外にも遠征してみたいです。

――リアル神主ファイターは、海外で大ウケ間違いなしですね。入場時の所作(※3)などルーティンも定着していますが、巫女さんダンサー投入や陰陽師パフォーマンスなど演出面の増強などいかがでしょう?

いえ、そこは、厳かに、しめやかに、上品にさせていただきます(笑)。神主で注目していただき試合内容で魅せる本物になりますので、よろしくお願いいたします(礼)。

※1 現役神主 香川県高松市の廣田八幡神社で生まれ育った櫻木の父は宮司(ぐうじ/神社の長)をしており、本人は同所で禰宜(ねぎ/宮司をサポートする役割)を務める現役の神主。國學院大学神道文化学部神道文化学科卒業で明階(めいかい/通常の神主として最上級の階位)を取得しており神道界のエリートといえる。

※2 昨年の町田光戦 2016年6月5日、INNOVATION主催の新宿FACE興行メインイベントでINNOVATIONスーパーフェザー級王者であり、同団体の筆頭格“居合パンチャー”町田光のベルトに挑戦した浅川大立は、前進に次ぐ前進で下馬評を覆す大接戦を戦った。3Rに右ストレートで王者をグラつかせ、その後、猛攻を許し判定はマジョリティデシジョン(0-2)の惜敗となったが、敗けながらにして浅川株が急上昇した一戦である。

※3 入場時の所作 櫻木の入場は、リングイン前に二礼二拍手一礼を行うなど神道の格式に沿った儀礼が組み込まれている。是非、お辞儀の角度など本格的なその動作に注目してください!


リングネーム:“闘ふ神主” 櫻木 崇浩
フリガナ:“タタカウカンヌシ”サクラギ・タカヒロ
所属:武勇会
生年月日:1986年5月24日
出身地:香川県高松市
身長:164cm
戦型:オーソドックス
戦績:22戦12勝(1KO)7敗3分
ステータス:INNOVATIONフェザー級王者、WBCムエタイ日本フェザー級5位


浅川大立



――浅川選手といいますと、まずは昨年6月5日、INNOVATIONスーパーフェザー級タイトルマッチで絶対王者にして団体エース、“居合パンチャー”町田光に挑戦。圧倒的な下馬評不利予想が箱を開けてみればシーソーゲームの大熱戦。判定こそマジョリティデシジョン(0-2)で惜敗だったものの、大いに株を上げた一戦が思い浮かびます。

なんとか面白い試合はできたかなーって満足感はあります。

――負けが悔しくないわけがありませんが、お客さんの盛り上げを気にされるタイプ?

はい! 俺は、お見合いばかりのポイントゲームでしょっぱーくギリ勝ちするくらいなら、派手にドカンと盛り上げて華々しく散った負けの方がずっといいっすね!

――なんて気風の良い言い切り!

気持ち一本、ひたすら気合でやってるし、真っ向勝負、とにかく前に出てガンガンいくのが持ち味ってか、それしかできないっすからね! まー、そんな言いながら俺が打ち合い好きってだけかもしんないけど(笑)。

――そんな豪快な浅川選手は、現在、35歳で18戦。年齢からすればベテランですが、試合数は中堅だけに遅咲きのプロデビューだったのでしょうか?

キックボクシングを始めたのが就職して数年で落ち着いた23歳くらいでしたから遅いっすよね。

――それまでに格闘技やスポーツなどに打ち込まれた経験は?

中学までサッカーしてましたけど、全国大会目指したりするような本格的なもんじゃなかったし、運動神経だってクラスの中の上ってぐらいで、特別なことはなんもないフツーな感じでした。あー、長距離走だけは早かったかな。

――豪快な男っぷりから、かなり気合の入った特殊課外活動をされていたのかと想像してしまいます。

ん? ヤンキーとか暴走族っすか? そんなんもないですよ(笑)。

――格闘技との出会いは?

K-1とかテレビで見たら夢中になるってくらい好きではあったし、いつかやってみたいなーってボンヤリと思っていたところで、20歳で佐川急便に就職して、職場の先輩にプロキックボクサーの方がいたんで、ジム(現在の所属の親ジムであるダイケンジム)に連れて行ってもらったのがきっかけです。

――それは初めからプロ志望で?

いやいや、ただの趣味ぐらいのもんでした。それがアマで数戦してみるうちにやりたくなって26か27歳くらいでプロデビューしたんですけど、いきなり3連敗しちゃったんですよね。それで悔しくて、4戦目で1勝上げたところでお休みしたんです。

――お休みと言われますと?

結婚した女房の家業の基礎工事会社を継ぐことになって、土日も休めないほど忙しくって、行きたくてもジムに顔出せない状態になっちゃったんです。子供も二人いるし、仕方なしに。

――それがリング復帰したのは?

5年もしてようやく仕事もひと段落して時間ができるようになったところで再開しました。

――5年とは相当なブランクですが、その間、ジムワークや体力維持は?

まったくしてなかったです。やりたい気持ちはずっとあったんですけど、どうしょもなくて。

――所帯をもたれている社長が仕事や家庭が一番なのは当たり前で、むしろそこから復帰されるに至ったプロセスに興味が湧きます。

長渕剛が大好きなんですけど「西新宿の親父の唄」って曲に「やるなら今しかねえ」って言葉があって、そうだよな、今しかねえって。

――実にらしい理由に思えます。

入場曲ももちろん長渕の「絆」っすからね(笑)。

――30歳を超して5年のブランク明け。4戦1勝3敗からのリスタート。非常に厳しい条件ですが結果は?

6連勝で2014年のINNOVATIONライト級新人王になりました。

――凄いです。

けど、それから橋本悟(※1)選手に負けちゃって。それまで俺は減量が大嫌いだったんですけど、橋本選手レベルの相手ともなるとパワーもフィジカルも違い過ぎて、こりゃあいかんなと1階級下げました。そんで、一昨年の秋(2015年10月18日)、久井淳平選手にINNOVATIONフェザー級王座次期挑戦者決定戦で勝ってチャレンジ権をゲットしたんです。

――そして、その間に2試合挟みつつ、冒頭でお話した町田戦とあいなるわけですね。

初めての5回戦でフルラウンド打ち続けたもんで、まー疲れました(笑)。今のところ、あれが俺のベストバウトっすね。

――そんな大試合から2試合挟んで、今回、再びチャンピオンベルトを巻く機会を手に入れました。

気合入っていますよ!

――相手は、INNOVATIONフェザー級王者、“闘ふ神主”櫻木崇浩です。彼の印象は?

コツコツ型の丁寧な試合をする選手だとは聞いたんですけど、全然知らないんですよ。

――相手の研究をあえてしないタイプ?

いや、あればDVDくらい見るんですけど、そこで細かい作戦立てたってどうせできっこないんだから、まあいいやって(笑)。櫻木選手を舐めてかかってるわけじゃないっすよ。ただ「ガードが堅い」ってんなら、そこを無理やりこじ開けてぶっ飛ばすだけっす!

――ここまで言い切られると男らしさに感心するほかありません。得意な攻撃やお客さんに注目してほしいポイントは?

パンチ好きなんで、それでガンガンいくとこ。右ストレートが特にいい感じかな。とにかく“気持ち”を感じてもらいたいっす。そこだけは、誰にも負けないっすから!

――櫻木選手に勝って、その次は、WBCムエタイ日本タイトルマッチ。更にその先などは見られていますか?

あー、KNOCK OUTとか、皆、目指してるみたいっすけど、俺は、目の前の1試合がすべて。ベルトだって巻きたいけど、それはそれ。この歳だし、毎回「この試合が最後かも」って覚悟して臨んでますから、その先なんて身体が無事だった時に考えりゃあいんです。いつだって全力入魂! そうやって突き進んで行くとこまで行けりゃあ本望っす。そんでお客さんが喜んでくれるような試合ができれば最高だなって。まー、見ててください!

※1 橋本悟 MuayThaiOpenスーパーライト級王者、元INNOVATIONライト級王者で橋本道場所属の猛ファイター。常に試合が熱い“名勝負製造機”ぶりが特色だが、2015年7月19日、メインイベントで行われた浅川戦もご多分に漏れない激戦となり、正面から打ち合って勝利した。


リングネーム:浅川 大立
フリガナ:アサカワ・ヒロタツ
所属:ダイケンスリーツリー
生年月日:1981年10月15日
出身地:山梨県甲府市
身長:172cm
戦型:オーソドックス
戦績:18戦10勝(5KO)8敗
ステータス:INNOVATIONスーパーフェザー級2位、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級4位

対戦カード


第9試合 メインイベント INNOVATIONバンタム級王座決定戦 3分5R
岩浪悠弥(橋本道場/INNOVATION 1位、元INNOVATION&WBCムエタイ日本フライ級王者)
若月勇磨(マイウェイスピリッツ/INNOVATION 3位)

第8試合 セミファイナル WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
闘ふ神主 櫻木崇浩(武勇会/INNOVATIONフェザー級王者、WBCムエタイ日本フェザー級5位)
浅川大立(ダイケンスリーツリー/INNOVATIONスーパーフェザー級2位、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級4位)

第7試合 WBCムエタイ日本フェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 3分5R
直也(VERSUS/INNOVATIONフェザー級4位)
Phoenixx祥梧(MuayThai Phoenixx/大和フェザー級王者)

第6試合 スーパーフェザー級 3分3R
児島真人(DANGER/INNOVATION 5位)
元山祐希(武勇会/INNOVATION 7位)

第5試合 60.5kg契約 3分3R
マサル(MONKY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO/INNOVATIONスーパーフェザー級6位)
澤田曜祐(PITジム/NJKFスーパーフェザー級4位)

第4試合 60kg契約 3分3R
影山弘樹(マイウェイスピリッツ/INNOVATIONライト級6位)
TAaaaCHAN(PCK連闘会)

第3試合 ライト級 3分3R
外川夏樹(マイウェイスピリッツ/INNOVATION 7位)
渡邊涼介(伊原道場新潟支部/新日本キック5位)

第2試合 ウェルター級 3分3R
涼介(不死鳥道場)
中島崇(PCK連闘会)

第1試合 60.5kg契約 3分3R
宮本佳典(橋本道場)
聖(光ジム)

概要


スケジュール:16:30開場16:45開始予定
チケット前売り:RS¥12,000 S¥8,000 A¥6000 自由席¥4000 ※当日券は500円UP
チケット販売所:チケットぴあ、参加各ジム、各選手 
お問合せ(Japan Kickboxing Innovation興行本部):TEL 043-247-0112 公式サイト:http://kick-innovation.com/ 

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