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直也「気持ちを見てほしい」、Phoenixx 祥梧「僕の先生はYouTube」:8.19 新宿

 Join Forces-6(8月19日(土) 新宿フェイス)のWBCムエタイ日本フェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝で対戦する直也(VERSUS/INNOVATIONフェザー級4位)とPhoenixx祥梧(MuayThai Phoenixx/大和フェザー級王者)のインタビューがINNOVATIONから届いた。

直也



――7月9日は、INNOVATION愛媛興行で地元の英雄、日本キックボクシング界のレジェンドと言って差し支えないアトム山田(※1)選手を相手にハイキック一閃で見事3ラウンドKO勝利。一気に株を上げました。

勝った自分が一番ビックリしています! 凄い実績のビッグネームが相手なので、これ以上ないってほど練習で追い込んで結果が出せて良かったです!

――今回、WBCムエタイ日本フェザー級王座挑戦者決定トーナメントに抜擢されたのも、この勝利があってこそかもしれません。そんなキーポイントとなる試合、どのような展開で勝たれたのでしょう?

初回から3ラウンドまで攻めてはいましたけど、いなされている感じで首相撲でも持っていかれていたのでポイントも取られていたかもしれません。ですが、それまでローやミドルを蹴り続けてアームガードを下げさせることに専念して狙ったハイ一発が会心の一撃になった感じです。

――そんな金星と次なるチャンスを掴んだ直也選手の経歴を教えてください。

米子出身の21歳、もうすぐ22歳(1995年7月29日生まれ)になります。

――元々、スポーツなどはされていましたか?

小3から高校までサッカー一筋でした。

――キックボクシングとの出会いは?

父親が格闘技好きで、よくテレビでK-1とか一緒に見ていたんです。それで「ピーター・アーツすごいなぁ」とか自分も憧れて。高3の冬、部活引退を機にジムに入門しました。

――最初からプロ志望で?

いえいえ、格闘技はあくまで憧れで、フィットネス感覚です。けど、軽い気持ちで出たアマチュア大会で敗けて悔しくて、そこから本気でのめり込むようになりました。

――アマ戦績は?

18戦して15勝くらいだったと思います。岡山や大阪で毎月のように出場していました。

――かなりの好戦績です。

けど、会長(赤木裕幸)や先輩たちの常にボコボコにされていたので、そんな気はしないです。出稽古に行かせていただいている岡山の拳之会で国崇さん(※2)にも次元の違う強さでやられまくったり。

――地方ジムながらそうやって積極的にトップレベルとの交流も含めて練習されていたのですね。そんな直也選手は、どんなファイトスタイルなのでしょう?

ギラギラしています!

――ギラギラとは?

試合は、アグレッシブに手数を出してガンガン倒しに行くファイタースタタイルで、蹴りが得意です。当て勘には自信があります。綺麗な戦い方をしてポイントを稼ぐよりも倒しにいくことに徹します。何より見ていただきたいのは“気持ち”です!

――ファイティングスピリット?

はい、毎回自分を抑えるのが大変なくらいです!

――それほど闘志あふれると?

むしろイキ過ぎるので、自分をコントロールしなくちゃいけないんです。一発いいのをもらちゃうとキレてしまうので(笑)。

――そして、8月19日のビッグチャンス、意気込みは?

5回戦も初めてですし、この階級は、凄い強豪ぞろいなので「やるしかない!」ってところです!

――対戦相手、Phoenixx祥梧選手については?

大和(九州の格闘技イベント)とかでチャンピオンだし、キャリアも実績も自分よりもかなり上の選手なので思いっきり噛みつきます!

――その先は?

まずは、祥梧選手! 勝ち進めば道は拓けると信じているので、目の前の一戦をガッチリ倒して勝つことのみに専念します!


※1 アトム山田 WMAF世界スーパーフェザー級王者に輝きMA日本バンタム及びスーパーフェザー級王者と二階級を制覇した名王者。2003年、ムエタイの超強豪、ルートシラー・チュムペートゥアと引き分けるなど大きな殊勲を持つ。41歳の今もなお現役。

※2 国崇 今現在、ISKA世界フェザー級王者であり、これまで無数のタイトルを各党くしてきた日本軽量級屈指のスーパーチャンピオン。80戦以上のプロ戦績を誇り、37歳で世界二冠王と衰え知らず。


リングネーム:直也
フリガナ:ナオヤ
所属:VERSUS/Japan Kickboxing Innovation
生年月日:1995年7月29日
出身地:鳥取県米子市
身長:170cm
戦型:オーソドックス
戦績:10戦6勝3敗1分
ステータス:INNOVATIONフェザー級4位


Phoenixx祥梧



――昨秋、シュートボクシングでそれまで無敗だったスーパールーキー、笠原弘希選手をKOするなど、九州は大分県から突如として現れた感のあるPhoenixx祥梧選手ですが、22歳をしてプロ戦績が41戦という凄まじい試合数、知られざる強豪ここに登場といったところです。

僕は、タイ人のムエタイ選手に心底憧れているので、オファーがかかった試合、出られる大会があれば、全部エントリーしてきました! 2か月に3試合くらいのペースが当たり前。おかげで脚は常にボロボロで、右か左かどちらか使えないって状態が続いていたんですけど、今回は、重要な一戦だけに7月に試合を入れないで約2か月の準備期間が取れたので久々に万全のコンディションで臨めます!

――2か月の試合感覚は、普通というよりやや短いくらいですが、まさにタイ人のようです。これまでローカルタイトルを総なめにした4冠王でもあります。

大和、Stir King、PRINCE REVOLUTION、ISSHIN……全国区では知られていない九州の大会ですけれど、確かに強い選手もいるんですよ。

――こうやって祥梧選手が出て来られているのですから分かります。

そんな自分を育ててくれた団体への恩返しの意味を込めて、ここまで持ってきたベルトはすべて返上します。ですから、タイトル歴の頭にはすべて“元”をつけてください。

――返上で恩返しとは?

ベルトを持っていると防衛義務も生じますし、これまでは来るオファーを断りませんでしたが、やっと昨年から東京中央で試合ができるようになってきたので、ステップアップの為に試合を選んでいこうかなと。そして、自分が大分に居ながらにして日本一、世界一になることで出身団体が誇れるようなチャンピオンになるってことです!

――なるほど、九州福岡からK-1などで活躍した龍二(※1)や沖縄のジムからボクシング世界王者となった平仲明信(※2)のように?

そうです。そうやって九州にも良いファイターが沢山いるんだと知っていただきたい!

――ご所属のMuay Thai Phoenixxは、どんなジムなのでしょう?

今年の春からやっと常設練習場ができたジムで、それまでは、室内運動場を借りたり、トンネルの中で兄と二人っきりで練習したり、そんな期間が5年以上あったんですよ。

――お兄さんと二人きりでトンネルの中? 非常に興味深いエピソード。是非、そこに至るまでの出生からのお話を聞かせてください。

僕ら母子家庭で、うちはずっと貧乏でした。だけど、格好や見たくれはチャラくて、小学校から中学にかけてしばらくはイジメられっ子だったんです。そんなチャラ男のわりにクラスの目立つ奴にちょっかいかけたりしたのがいけなかったみたいで(笑)。ハブにされたり、集団リンチされたりみたいな。そこから抜け出したくて兄ちゃんがしていたキックボクシングを習い始めたんです。小4の頃からでした。

――見た目からは察せられない理由が第一歩だったのですね。

けど、「イジメっ子に復讐する為」じゃ、そんな習い事、許されるはずもないので、親や親戚には「魔裟斗みたいになりたい!」って言い張りました(笑)。いや、本当に魔裟斗さんに憧れていたんですよ。本当はブアカーオが一番好きだったけど。

――そして、復讐は遂げられた?

いえ、練習して試合に出たりしているうちにどうでもよくなっちゃいました(笑)。試合が怖くって、そこに出る前の練習がキツくって、けど、凄い楽しくって……そんなことを知ってしまったら、イジメなんてどうでもよくなっちゃいます。

――アマの試合には、よく出られていた?

出たいんですけど、それほどキックの大会がこっちじゃ充実していなくって、それでも試合をしたいから空手やボクシングの大会に出てました(笑)。

――格闘技とはいえ別競技に?

普段の練習はずっとキックで、試合の2週間前くらいからそれ用の練習を自己流でやるんです。空手は、フルコンタクトの新極真のトーナメントで準優勝しました。ボクシングは、全国U-15ジュニアボクシング大会の予選トーナメントで、ここでは優勝して、東京の後楽園ホールの全国大会に出場しました。同期に井上尚弥(※3)がいたりして、今思えばなかなか凄かったんじゃないかな。ボクシングするのに専用のトランクスやシューズを買うお金がなくって、ムエタイトランクスと学校の体育館履きで試合しました(笑)。

――そんな祥梧選手がプロに羽ばたくのは?

16歳なんですけど、中学卒業で一度辞めているんです。家庭の事情で兄も含めて高校に行けなかったんで、中卒で働かなくちゃならなくって。だから、兄ちゃんも一度はキックを辞めたんだけど、僕には「俺は後悔してるからお前は続けろ」って言ってくれたんです。そこで二人っきりの特訓が始まって、それがトンネルの中だったってわけです(笑)。

――なかなかのお話です。

キックミット1組だけしかなくって、レッグガードを買うお金もないから、二人でずっと生足でスパーリングしたり、だから鍛えられた部分もありますよ(笑)。そのうち、室内運動場でMMAのチームを組んでいた方に混ぜてもらったり、少しずつ進化していって、ご縁があって知り合えた中野伸二会長にお世話になるようになって、待望の常設ジムが数か月前にできたところなんです。

――昨年から東京進出を果たし、常設ジムが完成とまさに夢の途上ですね。

はい! だからこのWBCムエタイ日本タイトルは、なにがなんでも獲らなくちゃならないんです。もっと大きくなって上に行くために!

――具体的な目標は?

最終的には、ルンピニーやラジャダムナンスタジアムのチャンピオンになりたいし、とにかく、KNOCK OUTでスターになりたい! ムエタイで最強になりたいけど、有名になってテレビタレントだってしたいです!(笑)

――試合は面白いし、KO率も高く、ルックスも上々の22歳。可能性は無限大だと思います。それにしても地元でサークル的に練習をしながら、何故、ジムもご自身もムエタイスタイルに?

ブアカーオが好きだった原点もありつつ、僕の先生はYouTubeで、そこで死ぬほど繰り返し見たセンチャイ(※4)なんです。九州の大会って、ヒジ打ちなし、首相撲制限のあるK-1的なルールがほとんどだから、キャリアの大半がムエタイルールではないんですけどね。しかも得意技は左フックだし(笑)。

――リングネームやジム名の「Phoenixx」で正式な不死鳥の英語スペル「Phoenix」の末尾にエックスがひとつ多いのも気になります。

これは、兄ちゃんがつけてくれたんですけど、「x」は僕ら兄弟を表していて、だからこそのx(祥梧)とx(兄)なんです。そこにはちょっとこだわりがあります!

――そうやってご兄弟でここまで手弁当で来たハングリーなストーリー、素敵です。

東京の大会にどうやって出ていいかわからなくて、去年、思い切ってインターネットで探してREBELSさんにメールしてみたんですよ。そしたら、7月大会に使ってくれて。そこで沖縄の松山力也選手に勝って、次、笠原選手を倒せました。その売込みメールには「和製センチャイ」って自称をアピールしたんですけど、REBELS代表の山口元気さんからは「全然センチャイじゃない」って突っ込まれちゃいました(笑)。

――まさに自力で手繰り寄せたチャンス、お見事です。そして、肝心の次の相手、直也選手についていかがでしょう?

なんにも知りません!

――ネットで何でも調べられるし、試合動画だって探せる時代に対戦相手を研究しないのですか?

タイ人ってそんな感じじゃないですか?(笑)

――それにしてもサウスポーか? ファイタータイプか? 背は高くてリーチが長いのでは? など気になりませんか?

知り合いが「直也選手はブアカーオのいるタイのバンチャメークジムに行ったらしい」って教えてくれて、羨ましいなと! それだけです(笑)。

――なんとも豪胆な……。

相手を舐めてるんじゃないです。誰でもいいんです。強ければ強いほどいい! どんな相手とだって思い切りぶつかるのみです!

――その調子で笠原選手や松山選手のような強豪に打ち勝ったのですから凄いです。

いや、彼らと試合をして「やっぱ全国区は違うな」って心底思い知りました。クリーンヒットしても全然倒れてくれないんです。タフネスもですが、心が違うなって。

――それにしてもギラギラだけでなくキラキラとした祥梧選手の試合が楽しみになってきました。

いやー、楽しみだけど、今から緊張しますね! でも大丈夫。兄ちゃんがセコンドについてくれてモンコン(※5)を外す時いつも「気軽に遊んできない(大分弁:気軽に遊んできなさい)」って言ってくれるとスーッと肩から力が抜けて力が漲るんです。

――ハンサムなだけに勝ち続ければモテ度も上がりそうです。

あー、これは絶対に書いてください! 絶賛彼女募集中! マジです!(笑)

――良いお話をいただいたなと思いきや最後にそこですか?

試合はまかせてください! 絶対勝ち続けてチャンピオンになります!


※1 龍二 福岡のリアルディールジムから全国区のK-1 WORLD MAXやRISEなどで活躍したハードパンチャー。お酒大好きなことから“酔いどれファイター”の異名を持つ。現在、福岡で龍二ジムを営んでいる。

※2 平仲明信 元WBA世界ジュニアウェルター級王者で日本ボクシング史上屈指の強打者。メキシコで世界的強豪、エドウィン・ロサリオをKOし世界王者を奪取。沖縄出身の世界チャンピオンは数多いが、在沖縄のままベルトを奪取したのは、今のところ平仲のみ。現在、沖縄最大手の平仲ボクシングスクールジム会長。

※3 井上尚弥 現・WBO世界スーパーフライ級王者でWBC世界ライトフライ級王座も奪取し13戦13勝11KOという怪物ボクサー。日本史上最強を推す声も強い天才。

※4 センチャイ “ムエタイの神”センチャイ・P・K・センチャイムエタイジムは、2000年代初頭から約15年以上もその位置を堅固する奇跡のような存在。マイケル・ジョーダンやモハメド・アリに比肩しても遜色ない価値があると断言してよい。今もまだ現役の生ける伝説。

※5 モンコン ムエタイの儀礼に欠かせない頭部につける輪っか状の装飾具。リング上、試合直前にチーフセコンドと祈りを捧げつつモンコンを取りはずすコンセントレーションは、ムエタイスタイルの定番。

リングネーム:Phoenixx 祥梧
フリガナ:フェニックス・ショウゴ
所属:Muay Thai Phoenixx
生年月日:1995年4月23日
出身地:大分県日田市
身長:169cm
戦型:オーソドックス
戦績:41戦27勝(11KO)11敗3分
ステータス:元大和フェザー級王者、元Stir King 60kg級王者、元PRINCE REVOLUTION 58kg級王者、元ISSHINフライ級王者

対戦カード


第9試合 メインイベント INNOVATIONバンタム級王座決定戦 3分5R
岩浪悠弥(橋本道場/INNOVATION 1位、元INNOVATION&WBCムエタイ日本フライ級王者)
若月勇磨(マイウェイスピリッツ/INNOVATION 3位)

第8試合 セミファイナル WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王座決定トーナメント準決勝 3分5R
闘ふ神主 櫻木崇浩(武勇会/INNOVATIONフェザー級王者、WBCムエタイ日本フェザー級5位)
浅川大立(ダイケンスリーツリー/INNOVATIONスーパーフェザー級2位、WBCムエタイ日本スーパーフェザー級4位)

第7試合 WBCムエタイ日本フェザー級挑戦者決定トーナメント準々決勝 3分5R
直也(VERSUS/INNOVATIONフェザー級4位)
Phoenixx祥梧(MuayThai Phoenixx/大和フェザー級王者)

第6試合 スーパーフェザー級 3分3R
児島真人(DANGER/INNOVATION 5位)
元山祐希(武勇会/INNOVATION 7位)

第5試合 60.5kg契約 3分3R
マサル(MONKY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO/INNOVATIONスーパーフェザー級6位)
澤田曜祐(PITジム/NJKFスーパーフェザー級4位)

第4試合 60kg契約 3分3R
影山弘樹(マイウェイスピリッツ/INNOVATIONライト級6位)
TAaaaCHAN(PCK連闘会)

第3試合 ライト級 3分3R
外川夏樹(マイウェイスピリッツ/INNOVATION 7位)
渡邊涼介(伊原道場新潟支部/新日本キック5位)

第2試合 ウェルター級 3分3R
涼介(不死鳥道場)
中島崇(PCK連闘会)

第1試合 60.5kg契約 3分3R
宮本佳典(橋本道場)
聖(光ジム)

概要


スケジュール:16:30開場16:45開始予定
チケット前売り:RS¥12,000 S¥8,000 A¥6000 自由席¥4000 ※当日券は500円UP
チケット販売所:チケットぴあ、参加各ジム、各選手 
お問合せ(Japan Kickboxing Innovation興行本部):TEL 043-247-0112 公式サイト:http://kick-innovation.com/ 

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