Home > NEWS > DREAM > Dynamite!!でのDREAM×SRC対抗戦が正式決定

Dynamite!!でのDREAM×SRC対抗戦が正式決定

 Dynamite!!(12.31 さいたまスーパーアリーナ)で、DREAMとSRC(戦極)の対抗戦が行われることが、25日の記者会見で正式発表された。7カードほどを予定し、カードと出場者は未定。同日のSRC 12は中止となり、石井慧×吉田秀彦はDynamite!!の中でSRCルールで実施される。だが、吉田のダイナマイトな発言で、谷川FEG代表はタジタジ。双方の調整の苦労を物語った。
集合写真

 「いやー、ホント疲れた。よくできたよ〜」

 25日、東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京での対抗戦発表記者会見を終え、谷川貞治FEG代表はSRC側関係者と握手を交わし、退場したのを見送ると、取り囲んだマスコミを前にこう安堵の言葉を漏らした。
 スポーツ新聞・専門誌での報道が先行し、既成事実化していた対抗戦だったが、舞台裏での調整は難航した。谷川氏は会見冒頭、「戦極のオーナーであるドン・キホーテの安田(隆夫)会長、同じくオーナーであるCWEの柳田(康友)会長のご英断により、この対抗戦が実現できました。ここに至るまで各方面に多大なる迷惑をかけたことを心よりお詫びします」と、異例のお詫び挨拶からスタート。
 これまでの経緯については「対抗戦を安田会長に持ちかけたのは10月の終わりぐらいでした。正式に決まったのは、この会見の場で決まった、というぐらいに考えてください。まだ双方で調整しないといけないことが山ほどあります。こう会見ができたことで、こっからがスタートになります」「僕らが戦極さんに声をかけるのが遅すぎました。既に戦極さんの大会で決まっていたことがたくさんあって、会場、チケット販売会社、テレビ局、スポンサー等、筋を通さない所がいっぱいありました。今も各所で調整されている最中でしょう。双方で揉めている所は無いんですけど、ご迷惑をかけた所は多いです。ただ逆にカードのほうは揉めないと思います」と説明する。

フロント集合写真。左から笹原氏、谷川氏、福田氏、稲村氏
 会見に出席した首脳陣は、DREAM側が谷川氏と笹原圭一イベントプロデューサー、SRC側はコミッションの福田富昭理事(日本格闘競技連盟会長、日本レスリング協会会長)とWVRの稲村角雄取締役・営業統括本部長。稲村氏がSRCならびに戦極の会見に登場したのは今回が初めてで、ドン・キホーテでは常務取締役 兼 CCO(最高コンプライアンス責任者)の要職に就いている人物だ。谷川氏以外の3氏の挨拶の要旨は以下のとおり。

◆福田「日本格闘競技連盟(本誌関連記事)にはベルトレスリング、キックボクシング、柔術、サンボなど、いろんな格闘競技が入っています。世界には格闘競技が100種類近くあり、その中の一つである総合格闘技を世界に発展させたいと思っています。ここまで総合が盛り上がったのはDREAMさんと戦極の両方の努力の賜物です。12月31日に両団体が対抗戦で力を振り絞るのは大変意義があることだと思います」

◆稲村「大晦日は有明コロシアムでの大会を予定していましたが、準備していた方にはご迷惑をおかけしたことをお詫びします。戦極としてはオールスターで対抗戦に臨み、DREAMさんの選手全てを倒す覚悟で行き、総合を盛り上げるきっかけにしたいです。戦極は来年以降も単独での興行開催を行い、ますます盛り上げていきます。チャンスがあれば来年もDREAMさんとの対抗戦を一緒にやりたいです」

◆笹原「戦極さんもうちも2年間同じような期間を歩んできていますが、叩き潰すつもりで対抗戦には臨みます。やってきたことの違いを見せたいです」

 これまで「合同興行」になるとも報じられていたDynamite!!だが、今のところTBSとFEGの共催という形のまま。特別協賛・フィールズ、後援・TBSラジオもこれまで通りだが、今後の両団体の調整次第では、WVR、ドン・キホーテ、CWEが名を連ねる可能性も残されている。
 マスコミからは「フィールズがFEGのイベントに特別協賛するのはこれが最後という噂がある。ドンキにスポンサーが変わる布石か?」という内容の質問も飛んだが、谷川氏は「最後かどうかはわからないですけど、1年契約なんで、来年もやっていただけると信じています。ドンキさんのことはドンキに聞いてください」と返答。
 大晦日のSRCの会場変更発表プレスリリースでの「人気が殺到し、有明コロシアムでは収容しきれない可能性もあり」の文言にも某記者からツッコミが入ったが、WVRの稲村氏は「間違いではない。リリースした内容が事実」と話した。稲村氏によると次回のSRCは来年の3月を予定し、会場は確保しているという。

会見の様子。右端の吉田はやや疲れた様子?ビデオレターで登場した石井。高田延彦氏のモノマネも見せた

 谷川氏によると、両団体の話し合いは谷川氏と安田・柳田の両オーナーの3氏で行われたとのこと。戦極のスポークスマンとして必ず戦極の会見に登場していた國保尊弘WVR取締役は同席しておらず、この日の会見にも登場しなかった。國保氏は吉田道場の選手をマネージメントするジェイロックの代表。谷川氏は「吉田選手と石井選手のサイドにも筋を通すのがまだ終わっていない状況だと思います」と明かしたが、アメリカで練習中の石井はビデオインタビューで、吉田については語ったもののDynamite!!について一言も言及しなかった。吉田も石井のインタビューの感想を聞かれると「え?石井とやるんですか?それは戦極の時に決まっていた事で、今は誰とやるかは聞いていません」とダイナマイトな発言。これには谷川氏も困惑した様子で「吉田選手の関係者の立場もあるので、そこはお酌み取りください。吉田選手の立場ではまだ言えないこともあると思いますが、吉田×石井は決まりです」と説明した。

 肝心の対抗戦のカードは未定で、この日ひな壇に並んだファイターたちに関しても「出ないこともある」とDREAMの笹原氏。「DREAMのファイター同士のカードも大晦日は組みます。今日は川尻、KIDは所用により欠席していますが、その二人も対抗戦の候補に入っています」と話し、谷川氏は「マニアックな対抗戦カードなら来年以降でいい。大晦日ですからチャンピオン同士とかわかりやすい形がいい」と話した。ルールも両団体のルールを折衷したものになる可能性があるという。

会見に出席した選手たち
 会見に出席した各選手の挨拶談話は以下のとおり(発言順)。選手の大半も対抗戦の状況を把握しきれておらず、主催者側の意図からズレた発言が多かったのが印象的だった。

◆渡辺一久「K-1から来ました、魔裟斗さんの後継者の渡辺です。Dynamite!!で同じ階級でやるなら、KIDさんとやることを望んでます」
◆柴田勝頼「戦極との対抗戦なら、ぜひ出してもらいたい。柔道のメダリスト、階級関係なくボッコボコにしたい」
◆高谷裕之「フェザー級トーナメントでは優勝に手が届かなかったけど、大晦日に出場できて光栄です。戦極と対決ってことですけど、誰と当たっても自分らしい戦いをします」
◆所 英男「これからも引き続き、チャンピオンベルトとKIDさん目指して頑張ります」
◆桜井“マッハ”速人「ネットとか見てないんで状況把握してないですけど、戦極と合体になっちゃったんですかね?同じ階級なら郷野さんぐらいしか知らない。修斗の頃から一緒に頑張ってきた仲間だと思います。朝飯食ってなくて、本当にお腹空いてるですよ(場内笑)。まあ頑張りましょう」
◆青木真也「このように盛り上がる年末になることにワクワクしています。結局僕が頑張らないといけないのことには変わらないので、いつもどおり自分を貫いていきたい」
◆桜庭和志「(エヴァンゲリオンのマスク姿で登場し)イカリシンジです。年末Dynamite!!よろしくお願いします。相手は同じ階級のKID選手でお願いします(場内笑)」

家族ぐるみの仲の吉田と桜庭が談笑する場面も
◆中尾“KISS”芳広「この会見の空気を懐かしく感じます。ここに立ってるのはDynamite!!のヒーリング事件以来です(場内笑)。関係者のみなさん、ミルコとやらせてください。待ってます」 
◆菊田早苗「対抗戦は願ったりかなったり。単刀直入に、田村(潔司)さんとやりたいです」
◆泉 浩「昨日アメリカの練習から帰ってきた成果を発揮したい。相手は誰でも自分の力を試したい」
◆三崎和雄「今日は日本の格闘技歴史に残る大きな一歩。これからはみんなで助け合い、選手、ファン、一人一人が協力して、世界最高峰の舞台を作りたい。その一人として大晦日、さいたまスーパーアリーナに戻りたいです」
◆郷野聡寛「対抗戦ということなら相手はマッハしかいない。ずっと一緒に修斗のころからやっていて、ずっと支えてくれたファンからすれば、マッハとやるのを見たいと思う。今月試合したばかりだけど、その2日後から大晦日の準備をしています」
◆横田一則「DREAMにやりたい選手がいて、誰とは言わないけどぜひやりたい。民放がついているところでも、自分のマイクが滑るか受けるかを試したいです」
◆光岡映二「2年前にヨアキム・ハンセンに勝って、2年経ってどういう戦いできるかを試したい。日本人同士になったとしても、ぜひ大会を盛り上げたい」
◆金原正徳「全く反対側のDREAMに対し、戦極のチャンピオンとして、しっかり戦いたい」
◆廣田瑞人「エディ・アルバレスとやりたい。パンチでKOされているアルバレスをお見せしたい」
◆吉田秀彦「戦極が有明でやると思っていたファンの皆さん、関係者、選手に対し、一緒にやることになって発表が長引き、ご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい。最高のパフォーマンスを試合で見せることが一番の恩返しになると思う」

 また、ライト級チャンピオンの青木と廣田に対しては、対戦したいかという質問が飛んだ。青木は「戦極のチャンピオンが誰か知らないけど、やれと言われればやります」と挑発すれば、廣田は「ムカつきましたけど、試合的にはアルバレスとやったほうが盛り上がると思う」と言い返した。

 なお、SRCを無期限出場停止中の三崎の処遇について、WVRの稲村氏は「無期限出場停止が決まって以降、三崎選手の後輩を指導する様子などを見て、処分を解除してもらいたいと思うが、戦極にはコミッショナー委員会があるので、上申して、最終的にはその決定に従いたい」とコメント。三崎は「戦極サイドの指示に従いたいと思います」と話している。

Home > NEWS > DREAM > Dynamite!!でのDREAM×SRC対抗戦が正式決定

 - PR - Martial World presents Gym Village
Gym Village でジムを探そう!
Gym Village おすすめジム

キングダム立川コロッセオ
JR中央線「立川」徒歩5分、多摩モノレール「立川北口」徒歩6分
月謝3ヶ月分無料(先着順限定数)&完全無料体験キャンペーン中!! 総合格闘技、柔術、キックボクシング等豊富なクラス。 初心者・女性・キッズ専用クラスも開設。 かなり気楽な雰囲気のジムです。

さらに詳しく

おすすめジム欄へのジム広告掲載について