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12月大会の西村広和×佐藤将光は無効試合に

 CAGE FORCE-09 12/6 ディファ大会のプレリミナリー・ファイト、西村広和(和術慧舟會A-3)×佐藤将光(TEAM坂口道場)の裁定が、佐藤のTKO勝ちからノーコンテストに変更となった。西村陣営が裁定について審判団に提訴し、礒野元ルールディレクターらによる検証が行われた。以下は審判団の公式発表。
各位様

2008年12月22日

2008年12月6日ケージフォース09・プレリミナリーファイト第2試合
西村広和vs.佐藤将光戦 裁定の差し替え


2008年12月6日に開催されたCAGE FORCE09・プレリミナリーファイト第2試合、バンタム級3分3ラウンド・西村広和選手と佐藤将光選手の試合におけるレフェリーが下したレフェリーストップという裁定に対し、裁定は不当で不服とする西村選手陣営の提訴を受け、当該試合のレフェリーを務めた大藪吉郁審判員を含め、映像の検証、当日の関係者の記憶を交えて対象となった裁定の妥当性を検証いたしました。

まず、当該試合のメインレフリーを務めた大藪吉郁審判員による裁定に至る経緯は以下の通りとなっております。


平成20年12月16日

審判員 大藪吉郁

以下の内容は大会当日の記憶を辿ったものでサイドビデオで確認する前のレフリング及び裁定に関する記述です。

従いまして実際のビデオ確認後の見解と異なる部分がある可能性がある事をご了承ください。



試合ストップに至る経緯

・2ラウンド中盤、佐藤選手の放ったパンチ(記憶では右ストレート)が西村選手の顔面にヒット、その瞬間、西村選手は目を押さえ手を前に突き出し、レフリーをしていた私は試合続行ができない状態に陥ったと判断
その為、試合をストップし怪我を負ったと思われる西村選手が危険な状態でないか確認する為、ドクターチェックを要請。

TKOの裁定を下した経緯

・ストップの瞬間、佐藤選手の正当な攻撃によって西村選手が試合続行できない状態になったと考え、ストップしたが佐藤選手の右後方から見ていた私は佐藤選手の手の先端部が確認できていなかった為、ジャッジや他の審判員に確認したところ芹沢レフリー以外は確認できなかったとの回答。
芹沢レフリーから「サミングじゃないか?」とのご意見を頂きましたが、礒野ルールディレクターより最終判断はメインレフリーである大藪の判断との御指示を頂きました為、自分自身がサミングが確認できなかった事と選手の動きからサミングの可能性が低いと判断し、佐藤選手の勝ちと宣言いたしました。

備考

・西村選手陣営からサミングでなかったとしてもペナルティーを与え続行すべきとの意見がありましたがそれがルール上許されるとは認識しておりません。
もしサミングであった場合はレフリングのミスを認め、無効試合又は西村選手の反則勝ちが妥当な裁定になると考えます。

以上


ケージフォース審判団は12月の16日ならびに19日に当該試合の映像を基に攻防の実際と裁定に関して検証作業を行いました。

その結果、上記大藪審判員が西村選手の顔面を直撃し、西村選手の眼球にダメージを与えたと考えた右ストレートは映像上確認することができませんでした。ただし、この攻防(右ストレート)は私、礒野も含む複数の審判員が記憶している攻防で、「西村選手はサミングではなく正当な攻撃によるダメージを負ったのではないか」と言う大藪審判員の判断を尊重し、採用した根拠であります。

補足で申し上げると、「映像上確認することができない」と言うのはそのような攻防が存在しなかったと言う意味ではなく、その攻防が行われたと思われる瞬間に両選手がカメラからフレームアウトしてしまい、映像の枠外でどのような攻防が行われていたかと言うことに関しては今となっては知る術がない、と言う状況であると言うことをご理解願います。

また、映像を確認してゆく中で2R1分40秒付近で西村選手が放った右のパンチに対して佐藤選手が左手でパーリングを行った際に、その開いた指先が西村選手の右目付近に接触している様子が確認され、映像の角度上、明確に指先が眼球を直撃している様子を確認することは不可能でしたが、大藪レフリーを含め審判員一同がその攻防の流れ、タイミング、両選手の位置関係、その攻防直後の両選手の対応・動作などから総合的にサミングがあったと見做すのが適切で公平であるとの結論に至りました。

また、佐藤選手によって行われた西村選手の眼球への加撃は明らかに意図的なものではなく、総合格闘技と言うスポーツの攻防の中で、ある意味不可避なアクシデントに近く、ドクターチェック後に西村選手が試合の続行が明らかに可能であった事実と併せて考えれば、佐藤選手に対して反則が宣告される必要も認められず、本来であれば佐藤選手に対して口頭注意が与えられた上で試合が再開される、というのがケージフォース・オフィシャルルールに則った公平な裁定であったとの結論に至りました。

このため、12月6日の試合当日に下された「2R 1分42秒・西村選手の戦意喪失によるレフリーストップ(TKO)負け」と言う裁定は公平とは認められず、また同様の状況から試合を再開すると言うことは現実的に不可能な為、当該試合の裁定をケージフォース審判団として「ノー・コンテスト」と改めさせていただきます。


12月6日ケージフォース09
プレリミナリー・ファイト第2試合・バンタム級3分3ラウンド
西村広和vs.佐藤将光
ノーコンテスト


試合の勝敗と言う競技の根幹に関わる部分でレフリング、そしてルールの運用に関してミスがあったことを両選手を含む全ての選手、関係者の皆様、そして総合格闘技を応援してくださるファンの皆様にお詫び申し上げます。

大変申し訳ございませんでした。

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