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小林聡GMの父が死去。石川、決意を新たに

 小林聡プロデュース 野良犬電撃作戦(6月21日(日) 後楽園ホール)のメインで全日本スーパーフェザー級王座防衛戦を行う石川直生が9日、東京・青砥の青春塾で公開練習。挑戦者・前田尚紀について、そして8日に父を亡くした小林GMへのメッセージを語った。 [→大会カード&チケット情報]
新春興行での石川。今回は思う存分肘が使える
 石川は今年の新春興行でNAOKICK試練の七番勝負をKO勝ちで締めくくると、今年の大晦日のDynamite!!にキックルールで出場することを目標に掲げた。しかしその後、3月5月のKrush!でK-1ルールに挑戦したが、大月戦はKO負け、上松戦は延長までもつれ込む等、苦戦が続いている。

 目標達成までの時間が半分過ぎたが、石川に焦りは無い。「5ヶ月ぶりのキックルールで、タイトルマッチで、小林さんのイベントで、前田との決着でと、いろんなテーマがあるけど、あたふたすることなく楽しめている自分がいますね」と前向きで、前田戦は「後楽園ホールに住む格闘技の神様が降りてきて、どちらかに微笑む試合になる。世紀の凡戦になることはありえない」と自信たっぷりに話す。キックルールへの対応に戻す大変さについて尋ねると「それは全然無い。上松戦の前も首相撲を練習していた」といい、「前の試合で色々課題が見つかった。やることが多すぎて体が一つじゃ足りないぐらいですね」と充実した様子で話していた。

 前田の名勝負といえば2年前の梶原戦が今でも語り草となっているが、石川の評価は冷やか。「お客さんが喜んだ試合で、最後はミドルで決めたけど、もっとキックボクシングの試合をすれば、綺麗な戦いができたと思う」と評し、むしろ「梶原戦の年の最後にやったあらし戦が印象に残っている。技術を身につけてバランスが良くなった試合だった」とのこと。キックルールにこだわる石川としては、K-1色の強いパンチの打ち合いで作る名勝負ではなく、ルールで使えるあらゆる技を駆使した名勝負をイメージしているようだ。

 この日の1Rのミット打ちでも、パンチ、蹴り、膝、肘、全てをバランス良く、多彩なコンビネーションで駆使。蹴りでも肘でも単純に打つのではなく、色々なフェイントを活用し、それが自然に出ていた。ミットを持った師匠の竹島会長は「K-1ルールの時と違って、つかみを注意することなう伸び伸びと攻撃を出せると思う」とコメント。石川ファンの半年の鬱憤を晴らすようなファイトが期待できそうだ。

 なお、本来なら小林聡GMが公開練習に立ち会う予定だったが、父・金一さんが8日に74歳で亡くなり、長野の実家に戻ったため欠席した。石川は「去年の小林さんの大会の前、僕もタイ修行中にかあちゃんが死んだけど、プロとして試合をした。小林さんもプロデューサーとして最高のプロデュースをすると思うし、僕だけじゃなく前田や他の出場選手たちもそれに相まった試合をすると思う。小林さんのお父さんに試合を見てもらいたいし、小林さんには『俺はキックボクシングの人間なんだ』と感じてもらえるような試合がしたい」と話し、試合に向け改めて気持ちを引き締めていた。

 小林金一さんの通夜・告別式の詳細は以下のとおり。
喪主   小林 聡
通夜  6月10日(水)午後6時~
告別式 6月11日(木)午後1時~
場所   長野法事センター 長野県長野市東和田899-1
      TEL.026-241-4242 FAX.026-243-9889
     http://www.n-sagami.com/sagami/center/nagano.html
※供花、供物のお申し込みは上記へお願いいたします。

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